2021年度 第7回 番組審議会議事概要
「どさんこドキュメント 五輪がのこす景色 〜聖火は再びともるか〜」について
1.日 時 2021年11月16日(火)午後3時55分〜午後5時10分
2.場 所 札幌テレビ放送会館 アネックス7階 A会議室
3.出席者
[審議会委員]
齋藤 一朗 委員長
赤尾 洋昭 副委員長
伊藤 亜由美 委員
稲葉 光秋 委員
上野 昌裕 委員
中山 綾子 委員
細田 弘樹 委員
まさき としか 委員 (以上8名)
[会社側代表]
井上 健 代表取締役社長
石部 善輝 取締役SDGs推進室長
長岡 孝之 編成局長
金子 長雄 報道局長
須藤 剛司 制作スポーツ局長
越後谷 享史 コンプライアンス推進室長
[会社側参与]
宮本 亮二 報道局報道部長
[特別 出席]
拝野 憲男 報道局報道部副編集長
[事 務 局]
渡邊 泰徳 番組審議会事務局長
池上 優子 番組審議会事務局
齋藤 一朗 委員長
赤尾 洋昭 副委員長
伊藤 亜由美 委員
稲葉 光秋 委員
上野 昌裕 委員
中山 綾子 委員
細田 弘樹 委員
まさき としか 委員 (以上8名)
[会社側代表]
井上 健 代表取締役社長
石部 善輝 取締役SDGs推進室長
長岡 孝之 編成局長
金子 長雄 報道局長
須藤 剛司 制作スポーツ局長
越後谷 享史 コンプライアンス推進室長
[会社側参与]
宮本 亮二 報道局報道部長
[特別 出席]
拝野 憲男 報道局報道部副編集長
[事 務 局]
渡邊 泰徳 番組審議会事務局長
池上 優子 番組審議会事務局
4.議題
(1)「どさんこドキュメント 五輪がのこす景色 〜聖火は再びともるか〜」について
(2)BPO報告、10月〜11月視聴者対応状況について
(2)BPO報告、10月〜11月視聴者対応状況について
5.議事の概要
2021年度第7回番組審議会が11月16日に開かれました。議題は、9月25日に放送した「どさんこドキュメント 五輪がのこす景色 〜聖火は再びともるか〜」で、委員からは以下のようなご意見を頂きました。
◇今では中々見ることが出来ない昔の貴重な映像が紹介されていた。たくさんのインタビュー、オリンピックの遺産についても良く取材されていて、2030年の札幌冬季オリンピック招致について関心を高めることが出来る番組だった。
◇札幌へのオリンピック招致について、冷静、抑制的に伝えて視聴者に考えさせようとするスタンスが感じられた。招致の機運を盛り上げようとか、逆に反対論を唱えようといった演出がなかったので、ドキュメント番組として好感が持てた。
◇東京五輪が負のレガシーだと総括する人もいる中、札幌市があえて2030年のオリンピック招致を目指していることを取り上げる番組をこのタイミングで放送したのは、地元のメディアとしてやるべき時にやるべき仕事に取り組んだと思う。
◇みんなが抱いていた「オリンピック、すなわちいいもの」という構図が崩れた今、2030年に札幌オリンピックを招致したとしても、市民が歓迎し協力して盛り上がることが可能なのかということも考えさせられた。
◇なぜ2030年のオリンピック誘致を目指すのかの理由について、「街が変わるきかっけになれば」と答えた札幌市長のインタビューがあったが、もっと掘り下げて質問して欲しかった。
◇かつての選手や行政の長などからのオリンピックに前向きな発言は多く聞くことができたが、招致に反対を唱える一般の人々や識者の声ももっと取り上げて、メリット・デメリットを浮き彫りにして欲しかった。
◇子供たちの夢という光の部分だけではなく、東京オリンピックでも問題となっている大きな費用がかかるものを子どもたちの世代へ残してもいいのかという、影の部分にも気づかされた。
◇「未来の景色を決めるのは私たち一人ひとりです」という最後のナレーションは、冒頭の「札幌にオリンピックが来たらどんな景色が見えるでしょうか」という問いに対する単なる答えではなく、「決めるのはあなた方です」と投げかけられたのでは。
◇札幌へのオリンピック招致を考えるよいきっかけになった。50年前と比べると一体感が薄れている中で、今後どう考えていったらいいか、第2弾の放送も期待したい。
このほか、「12月・1月の単発番組放送予定」、「10月〜11月の視聴者対応」の説明、および「BPO報告」をして終了しました。
次回、2021年度の第8回番組審議会は、2022年1月25日(火)に開催を予定しています。
◇今では中々見ることが出来ない昔の貴重な映像が紹介されていた。たくさんのインタビュー、オリンピックの遺産についても良く取材されていて、2030年の札幌冬季オリンピック招致について関心を高めることが出来る番組だった。
◇札幌へのオリンピック招致について、冷静、抑制的に伝えて視聴者に考えさせようとするスタンスが感じられた。招致の機運を盛り上げようとか、逆に反対論を唱えようといった演出がなかったので、ドキュメント番組として好感が持てた。
◇東京五輪が負のレガシーだと総括する人もいる中、札幌市があえて2030年のオリンピック招致を目指していることを取り上げる番組をこのタイミングで放送したのは、地元のメディアとしてやるべき時にやるべき仕事に取り組んだと思う。
◇みんなが抱いていた「オリンピック、すなわちいいもの」という構図が崩れた今、2030年に札幌オリンピックを招致したとしても、市民が歓迎し協力して盛り上がることが可能なのかということも考えさせられた。
◇なぜ2030年のオリンピック誘致を目指すのかの理由について、「街が変わるきかっけになれば」と答えた札幌市長のインタビューがあったが、もっと掘り下げて質問して欲しかった。
◇かつての選手や行政の長などからのオリンピックに前向きな発言は多く聞くことができたが、招致に反対を唱える一般の人々や識者の声ももっと取り上げて、メリット・デメリットを浮き彫りにして欲しかった。
◇子供たちの夢という光の部分だけではなく、東京オリンピックでも問題となっている大きな費用がかかるものを子どもたちの世代へ残してもいいのかという、影の部分にも気づかされた。
◇「未来の景色を決めるのは私たち一人ひとりです」という最後のナレーションは、冒頭の「札幌にオリンピックが来たらどんな景色が見えるでしょうか」という問いに対する単なる答えではなく、「決めるのはあなた方です」と投げかけられたのでは。
◇札幌へのオリンピック招致を考えるよいきっかけになった。50年前と比べると一体感が薄れている中で、今後どう考えていったらいいか、第2弾の放送も期待したい。
このほか、「12月・1月の単発番組放送予定」、「10月〜11月の視聴者対応」の説明、および「BPO報告」をして終了しました。
次回、2021年度の第8回番組審議会は、2022年1月25日(火)に開催を予定しています。