２０２６年２月に開幕するミラノ・コルティナ五輪で金メダルを狙う、スピードスケートの髙木美帆選手（幕別町出身）らチームゴールドが、北海道帯広市内で氷上練習を公開しました。

女子のチームパシュート（団体追い抜き）では、今季から同じチームに所属する髙木美帆選手・佐藤綾乃選手（厚岸町出身）・堀川桃香選手（大樹町出身）のどさんこ３選手が隊列を組み、滑りを確認しました。

主軸となる作戦では髙木選手が先頭を走りますが、五輪本番でのアクシデントなどを想定し、堀川選手を先頭とするプランも試されました。

選手たちは初めての新プランに驚きを感じながらも、大会の半分となるリンク３周で早速好タイムを出し、２０１８年平昌五輪以来の金メダルへ前向きな手ごたえをつかみました。

（髙木美帆選手）「３人で毎日一緒に氷上トレーニングができるのは、すごく大きいと感じている。ミラノ五輪を見据えた時に、実際にレースで滑れる回数は決して多くはない。個人種目もある中で、時間は限られているということを心に刻みながら練習をしていきたい」