【レバンガ】富永啓生~婚約解消して「今はバスケに全集中」~

10月4日にアウェー・名古屋で行われる今季初戦を前に、レバンガ北海道がチーム練習を公開しました。
練習後、報道陣の囲み取材の中で今季新加入の富永啓生は、ネブラスカ大学時代に交際していたアメリカ人女性との婚約を解消していたことを明らかにしました。
詳しい経緯は明らかにしなかったものの、お互い納得の上、「前向きな解消」だったとのこと。
記者から「今はバスケに全集中ですね?」と問われた富永選手は「そうです」と力強く答えていました。
今季自身の目標として3Pシュートの成功率50%以上を掲げる富永選手。
昨季リーグで最も3Pの成功率が高かったのは比江島慎選手(宇都宮ブレックス)の44.3%で、その目標は高すぎると言う声も聞こえてきます。
それでも富永選手を高校時代から育成し、今季から北海道のHCを務めるトーステン・ロイブルは、「富永選手は普段の練習の中で3P成功率は80%を超えています。試合の高い強度の中で、成功率が10~20%落ちると見積もっても、50%は達成可能な数字だと思います」と絶大な信頼を寄せています。
今季は開幕から5戦をアウェーで戦うレバンガ北海道。
開幕節の舞台は奇しくも富永選手の生まれ故郷・名古屋です。
会場には名古屋に住む両親のほか、母校・桜丘高校(愛知県豊橋市)の後輩らが応援にかけるつけるといいます。
富永選手は「特別な人たちの声援は間違いなくパワーになると思います。だけど、それで力が入りすぎないように。自分がやるべきプレーをやるだけです」と冷静に開幕戦を見据えていました。
対する名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下:名古屋D)は、昨季リーグ24チーム中4位となる平均82.1得点を挙げた攻撃的なチーム。
時間をかけずに積極的にゴールを狙うスタイルは、今季北海道が目指す姿と似ています。
点の取り合いになるであろう北海道対名古屋Dの開幕戦。
富永選手の3Pが大きな試合のカギとなりそうです。