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「憧れの第一番」長嶋茂雄さん死去 試合終わりに訪れた料亭 忘れられない思い出も 北海道

巨人軍の長嶋茂雄・終身名誉監督が6月3日朝に亡くなりました。

飾らない人柄で愛されたスーパースターの訃報に、北海道内からも驚きや悲しみの声が聞かれました。

(号外を受け取った人)「ショックですよこれは。私のドストライクの世代だから」

(号外を受け取った人)「速報で見てびっくり。すごい寂しい気持ちです」

長嶋茂雄・終身名誉監督が3日午前6時39分に都内の病院で亡くなりました。

長嶋さんは1958年に巨人軍に入団し、17年のプロ生活で日本一に11回輝くなど活躍。

引退後に監督となっても行く先々でファンの視線を集め、「ミスタープロ野球」として球界をけん引しました。

マチの人はー

(大阪から来た人)「日本のプロ野球と言ったら長嶋さん。いままでいろんなことに貢献されてましたし、本当に残念ですね」

(東京から来た人)「イベント関係の仕事をしているので、その時にゲストが長嶋監督で、バットにサインをしたのをお預かりして。一つ自分が大事にしていること以外なんの興味もない方で、あのままですよ」

札幌市内の天ぷらとそばが人気の食堂です。

厨房に立つ吉田純一さんは、長嶋さんとの忘れられない思い出があるといいます。

(吉田純一さん)「長嶋監督の時代と私がそこで料理長をしていたときの写真」

かつて札幌の料亭で料理長を務めていた吉田さん。

試合終わりに長嶋さんがよく訪れていたといいます。

(吉田純一さん)「必ず北海道料理を食べるんですよ。生ウニなんか好きなんですよ。懐石料理ですから、ウニだってほんの少しなんですよ。長嶋監督は出たと同時におかわりくる。仲居さんが『長嶋監督がおかわりしています。量多く下さい』そういう風にして必ずくるんですよ。それ聞いた時は仕事始まる前だったん。もう涙出てきてね。私も小さい頃野球少年だったもんで、長嶋監督がいたからこそ野球やったので憧れの第一番です」

華麗なプレーと飾らない人柄で愛されたスーパースターの訃報に、道内からも悼む声が広がっています。

06/03(火) 18:46

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