【ファイターズ】北海道移転22年目で通算1500勝到達!達 無傷3勝目

◇交流戦 日本ハム3ー1ヤクルト(10日・エスコンフィールドHOKKAIDO)
パ首位のファイターズが本拠地・北海道に移転後、通算1500勝に到達した。
先発を託された194センチの長身右腕、高卒プロ4年目の達孝太(21)は7回113球3安打6奪三振で無失点と好投し、無傷の3勝目を手にした。
ファイターズの北海道移転後初の試合は、札幌ドームで行われた2004年3月27日の近鉄戦。
この日に生まれたのが、きょうの節目の1戦を任された達だった。
「(1500勝を)きのうは意識していたのに、きょうは忘れていた。節目の1500勝を自分で勝てたのがうれしい」
集中して臨んだマウンドだったが、序盤は体の開きが早くなってしまい「状態があまり良くなかった」ため、試合中にフォームの修正を敢行。
それが奏功し、4回途中まではヤクルト打線を無安打に抑えた。
100球を超えた7回に先頭打者のサンタナに二塁打を打たれるが、後続を3人で抑え得点は許さなかった。
現在24イニング連続無失点中で、防御率は0.34。規定投球回には届いていないものの、複数回先発している投手の中ではリーグトップの好成績だ。
「(114球を投げた)前回登板より疲労感が軽い、そこは良い部分。きょうは三振が6個なんで。本当はイニングの数、最低取りたい」と次を見据える。
新庄監督は「相変わらずの達くん。リズムがいい。テンポも良くなり、リリースポイントの力が合うようになってきて変わった」と21歳の成長ぶりを評価。
さらに「早く完投が見たい」と注文を付け加え、17日からの巨人戦での先発起用も明かした。
ファイターズはここまで交流戦3勝4敗。新庄監督が宣言していた目標の「11勝7敗」に向けて、あす今季交流戦初のカード勝ち越しを狙う。
06/11(水) 00:25