【レバンガ史上最長】富永啓生 レバンガと4年契約が明らかに!「Bリーグでてっぺん取る!」

レバンガ北海道は、NBAサマーリーグとFIBAアジアカップでの戦いを終えた富永啓生選手がチームに合流するのを前に、札幌市の北海道庁赤れんが庁舎で会見を行いました。
この会見の中で桜井良太GMは、富永選手とリーグの規定上最長かつクラブ史上最長となる4年契約を結んでいたことを明らかにしました。
桜井GMは「レバンガの選手で契約年数を発表するのは初めてです。富永選手がレバンガで腰を据えて優勝を狙うチームを作っていきたいという強い意志を示してくれていることから、契約年数をオープンにしました」と理由を述べました。
この夏のアジアカップでは日本代表の得点源として全4試合に出場し、平均16.8点を挙げた富永選手。
将来の夢は「NBAプレーヤー」であることに変わりありません。
それでも「いきなりNBAからオファーが来ることはないと思う。一歩一歩、自分がやれることをやっていきたい」と自らの立ち位置を冷静に見ています。
夢舞台にたどり着く前に、まずは日本のBリーグで圧倒的な存在へ。
富永選手は明日からのチーム合流を前に、「Bリーグでてっぺんを取るんだという気持ちでいっぱいです」と力強く決意を語りました。
富永啓生(とみなが・けいせい)
2001年2月1日 名古屋市生まれ。
元日本代表の啓之さんを父に持ち、桜丘高校(愛知県)3年時のウィンターカップで個人として大会得点王に輝くとともに、チームを同校初の3位に導く。
NBA入りを目指して高校卒業と同時に渡米。
レンジャー・カレッジを経て、21年にNCAA(全米大学体育協会)1部に所属するネブラスカ大に編入。
チームのエースとして活躍する。
24年には当時全米1位のパデュー大学を破ったほか、NCAAの3Pシュートコンテストで優勝。
ハーフラインを超えたエリアのどこからでもゴールを狙えることから、NBAで歴代最多3P成功数を誇るステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)にちなみ「和製カリー」の異名を持つ。
24年9月にNBAインディアナ・ペイサーズと開幕前キャンプ参加のエグジビット10契約を結ぶものの解除となり、昨季は傘下のGリーグ・マッドアンツに在籍。
日本代表では23年W杯、24年パリ五輪に出場。
3人制では、来季レバンガ北海道の指揮をとるトーステン・ロイブルHCの元、21年東京五輪に出場。
ベルギーと中国に勝利し準々決勝まで進出した。
188センチ、80キロ。