「僕のかわいいところは笑顔!」スマイル裏腹に1軍抹消の辛い時期も…来シーズン目標は「打率3割」
ファイターズの田宮裕涼選手が今シーズンをふりかえり、STVのカメラの前で来シーズンの「個人目標」について語りました。
「僕のかわいいところは笑顔です!」
プロ7年目の田宮裕涼選手。
今シーズンは、捕手としてチームで最多の73試合に出場し、打率は2割5分3厘の成績となりました。
2025年の成績は、ほぼすべての部門で去年の数字を下回り、5月19日には1軍登録を抹消されていました。
「しっかり1軍ずっと帯同するっていうのをできなかったですし、もうちょっとこう成績はちょっと…かなって感じもします」
「たまに出る試合で打たなきゃと思って空回りしてた部分もあって、技術もそこでちょっと狂ったりとかもしてた」
そんな中、田宮選手がもっとも印象に残っているのが、1軍に再昇格してから2日後、6月15日の広島戦だといいます。
7対7の同点で迎えた、延長10回ウラ。
田宮選手は先頭打者として打席に入ると
「かきーん」
打球はまっすぐにライトスタンドへ。
田宮選手のサヨナラホームランで、最大7点あった差をひっくり返し勝利を収めました。
「(サヨナラHRは)僕の人生で初めてです。僕の力でスタンドに届くかわからなかったので、届いてくれてよかったです」
「自分としてもサヨナラホームランって打ったことなかったのでそこはやっぱり記憶に残っていますし、思い出すだけで鳥肌がたってくる」
田宮選手はそこからシーズンの最後まで、1軍で試合に出場しつづけました。
「(ことしは)また去年とは違った。プレッシャーを感じながら。負けたらどうしようっていうプレッシャーもすごかった」
プレッシャーの中、2025年に見つけた課題とは。
「最後の方はまたずっと出続けることがあったので、(疲れから)最後の方にまた去年の終盤みたいな感じの打撃の調子を崩すみたいな、同じような感じにしてしまった」
「疲れてきたときのスイングの仕方とか、来年に生かせていけたら」
「(キャッチャーとしては)オフシーズン、一番はキャッチング・フレーミング(捕球時のミットの動き)のところが一番かなと思うので、そこをまず重点的にしていって。あとはバッティングとか自分なりにもっと良くしていきたいと思っています」
来シーズンの目標は。
「個人としてはやっぱり常に1軍の試合で出続けて、やっぱり活躍していきたいなって思っています」
「まずはしっかり1年間1軍でプレーすること」
「やっぱり打率3割打ちたいですし、今年盗塁が2桁できなかったので、2桁盗塁へまた走りたいなと思ってます」