【コンサドーレ】連勝『3』でストップ!敵地で磐田に敗戦 岩政監督「沢山チャンスは作れた。悲観せずに準備したい」宮選手「連続失点は修正しなければ」中断明けは昇格ライバルと2連戦

【J2リーグ第23節】
3連勝中と勢いにのる北海道コンサドーレ札幌は、敵地でジュビロ磐田と対戦。
試合は前半で3失点を許し、さらに後半は退場者が出るなど数的不利にも陥り、5対1で敗れた。
J1昇格へ大型連勝が必要な札幌だったが、4連勝とはならなかった。
■岩政大樹監督インタビュー
「遠いところまで1200人のサポーターが来てくれた。結果で返せなかったことが申し訳ない。試合は最後までお互いチャンスを作り続けた、磐田は5点取って、ウチは1点しか取れなかった。まだまだ力不足を感じたし、中断期間の3週間でやるべきことが見つかった。先につなげたい」
「ハーフタイムでシステムを変えた、相手に対してプレスもしやすい、攻撃もしやすくした。選手交代も含めて。退場者が出るまではうまくいっていたので、どこかで3対2にできればとは思っていたが、そうはならなかった」
「ケガ明けの選手を半分くらい使ったが、暑さもあってか、色んなものがフィットしなかったと思っている。ジュビロとの大一番ということで、経験値の高い選手をスタメンに選んだが、その辺りもどうだったのか。自分で分析したい」
「(中断期間の課題は?)マリオ選手は、きょうも多くのチャンスを作った。彼をどう組み込んでいくのかは、この3週間のテーマになると思う。(中断明けに戦う)鳥栖も長崎もクオリティのあるチーム。守備のところで、我々がどのくらいプレスをかけていくのかを精査しなければいけない。攻撃については、きょうも沢山チャンスを作ったし、点もとれてきている。そこはあまり悲観せずに準備したい」
■近藤友喜選手インタビュー
「入りの部分で、僕が決めていればこういうゲームにはなっていなかった。責任は重いと思っている。点をとることにフォーカスしていたが、まだまだそこの精度が足りていない」
「中断期間、鳥栖と長崎との試合へ向かっていきたい。個人の精度のところが課題だと感じているので、そこを取り組んでいきたい」
■宮大樹選手インタビュー
「悔しい試合。きょうのゲームに懸けるサポーターの想いもあったはず、その中で結果を残せなかったのは非常に悔しい」
「(失点について)連続失点してしまったことを修正しなければいけない。前半1失点なのと、3失点は全然違う。チーム全体にマインドの部分は、もっと伝えないといけないと思った」
「サポーターにとっても悔しい試合になったはずだが、それでも試合後に僕たちを鼓舞してくれた。素晴らしいサポーターがいることを心に秘めて、彼らの想いも背負って次のゲームへ準備したい」
「(守備の連係について)まだまだ良くなる。まずは今日の敗戦で、色んなことの精度を上げなければいけないと、各々感じたと思う。オフ明けの練習から目の色を変えてやらなければいけない。攻撃も守備もレベルアップした状態で、鳥栖戦にのぞみたい。絶対勝ちます」
札幌は、リーグ中断期間明けの8月2日にホームで鳥栖戦、翌週9日にアウェイで長崎戦を控える。ともにJ1昇格を争うライバルチームとの2連戦、負けられない戦いとなる。