真夏のジャンプ台で表彰台独占!雪印 男女W優勝!

<7月27日 サンピラー国体記念@名寄>
2026年2月にミラノ・コルティナ五輪が控える、スキージャンプ界にとって重要なシーズンが7月からスタート。
真夏のジャンプ台で行われる”サマージャンプ”の成績は、冬季W杯や五輪の日本代表選考にも繋がるため、現在日本代表メンバーの当落線上にいるジャンパーにとっては勝負の夏といえます。
きょう名寄で行われたサマージャンプ大会・女子組で優勝したのは一戸くる実選手(21)。
1回目は1ポイント差の2位につけ、2回目はこの日の女子最長となる93.5mのジャンプで逆転優勝を挙げました。
「ことし雪印メグミルクスキー部に移籍して、伊東大貴監督らと練習してきた成果が出た」と、自身にとっての開幕戦での優勝を喜びました。
2位には同じく五輪代表入りを目指す佐藤柚月選手(19)、五輪3大会出場の実力者・伊藤有希選手(31)が続きました。
男子の部では、同じく雪印メグミルクスキー部の主将・佐藤幸椰選手(30)が大会連覇。
4ポイント差の首位で迎えた2回目、この日の最長不倒・96.5mのビッグジャンプを披露し、同チームの佐藤慧一選手(28)・小林朔太郎選手(25)との熾烈な優勝争いを制しました。
国内サマージャンプ大会はこの後、札幌へと舞台を移し続いていきます。
【大会結果】
★女子組
優勝 一戸くる実 雪印メグミルクスキー部 223.0
2位 佐藤柚月 東京美装 218.0
3位 伊藤有希 土屋ホーム 214.5
4位 葛西優奈 早稲田大学 192.0
5位 葛西春香 早稲田大学 187.0
★男子組
優勝 佐藤幸椰 雪印メグミルクスキー部 250.5
2位 佐藤慧一 雪印メグミルクスキー部 243.5
3位 小林朔太郎 雪印メグミルクスキー部 239.5
4位 内藤智文 山形市役所 234.5
5位 葛西紀明 土屋ホーム 225.0