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【仙台大学・平川蓮】父と二人三脚で挑むドラフト会議

プロ注目の選手たちがズラッと並ぶ大学日本代表で4番も務めた札幌出身・平川蓮選手。

高校時代は札幌国際情報からピッチャーとして甲子園を目指し、 現在はプロ選手も多く輩出する仙台大学でプレーしています。

父は甲子園出場常連の北海高校で監督を務めている敦さん。

2025年の夏もチームを甲子園に導いた名将です。

(平川蓮選手)「声援の大きさが他の選手と違ってビジョンに映っている人がほぼ知り合い。北海道っていいな」

そんな平川選手、187cm93キロの恵まれた体格。

そして左右両打ちのスイッチヒッター。

左打席は広角に打ち返し、そして右打席ではパワフルなスイングでホームランも放つ!

プロでも中々いないような存在です。

守備では俊足を生かし外野手としてプレーしていますが… これまで試合でプレーしたポジションはというとー

(平川蓮選手)「ファースト、セカンド、サード、ショート、レフト、センター、ライト、7ポジションです」

両打ちをこなし、複数ポジションを守れるこの万能さ。

ただ順風満帆な大学生活ではありませんでした。

入学当初は投手でプロを目指すも、ひじを痛め野手への転向を決意。

相談したのは身近な存在でした。

(平川蓮選手)「父に連絡したら自分の好きなようしろと言われたので、自分自身挑戦してきたタイプなので、とりあえず野手をやってみようと」

新たな目標は「野手としてプロへ」、離れていても偉大な父が支えてくれます。

(平川蓮選手)「練習の動画を父に送って、スイングの良い軌道と悪い軌道の差を教えてもらった。父に「最近の動画ないの?」って言われてて、心配性の父です。大学に通わせてもらっているっていう面と困ったら連絡できる人がいるというのは父に感謝しています」

いよいよ数時間後に迫ったドラフト会議、今の想いは…

(STVディレクター)「言いにくかったらいいですけど好きなチームは?」

(平川蓮選手)「ないですね。どこの球団でも大丈夫です。でもエスコンフィールドHOKKAIDOでプレーしたい気持ちはある。ドラフト指名後は自分が関わってきた札幌の人に報告して恩返ししたい」

10/23(木) 15:08

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