【コンサドーレ】あすリーグ再開!ホーム鳥栖戦 勝利でJ1昇格へ反撃 岩政監督「冷静に90分を戦いたい」U22代表 原選手「U20W杯、ロス五輪へ ここから狙う」

J2リーグは約3週間の中断期間を経て、あす再開される。
現在11位とJ1昇格へ巻き返しを狙う北海道コンサドーレ札幌は、ホームにサガン鳥栖を迎える。選手と岩政監督に話を聞いた。
岩政大樹監督
「(鳥栖攻略のポイント)前節のジュビロ戦のように前半の立ち上がりに守備がハマらない中で失点して、そのまま退場者が出て、数的不利が長くなり負ける。そうならないように願っている。そこから先は、オープンにならないようにアグレッシブにプレーしたい。去年まではオープンになることを受け入れながらプレーするのが、このチームのスタイル。当然、大量得点、大量失点しやすくなる。ただ今季は、その展開で勝ちにもっていける戦力ではないというのが問題。今いる選手に合わせたバランスに持っていくことが僕の使命。鳥栖のようなレベルの高い相手には、そのバランスが整わないと上回れない。そこが明日や今後のポイント」
「前半1点取られても、我慢して後半に勝負を持っていく試合は勝てている。ただそれが頭から抜け落ちて、前半で勝負がついてしまうような展開になるのは、もったいない。もう少し冷静に90分を戦いたい」
高嶺朋樹選手
「昇格争いに食い込むために負けられない8月。中断期間は新しいことにトライしたし、守備の確認もできた。自分たちの幅が広がった。攻撃では得点に直接絡む、守備ではボール奪取の所を意識したい。鳥栖はボールを保持してくるから、自分たちはショートカウンターを仕掛ける準備をしたい」
原康介選手
「(U22代表活動を終えて)普段は年齢が上の人たちとやることが多いが、同年代や下の世代もいて新鮮だった。ドリブルは海外でも通用すると思えたし、クロスでアシストできたのは良かった。日の丸を背負って戦う日が来るとは思わなかった。国歌を聴いたときは、ここまで来れたのかという感じがあった。僕の世代はU20の
W杯や28年ロス五輪もある、そこに向けてここから狙っていきたい」
浦上仁騎選手
「中断期間で守備の確認は沢山した。攻撃は悲観するほど点がとれていないわけではないので、やはり失点しても最少失点で抑えるとか。特に前半はスコアレスで耐えて、コントロールする。そこは勝つために重要なポイント」
「鳥栖は全体でハードワークできるチーム、非常に勢いがあってパワフル。能力の高い選手が多いので、ボールホルダーに対してファーストで行く選手を決めること。それが僕なのか、僕が誰かを行かせるのか。ストロングを消すことができれば、ウチが勢いに乗れる。個人でのバトルは、負けたくないと思っている」