【コンサドーレ】6月の補強選手全員が合流 逆転のリーグ後半戦へ弾み

北海道コンサドーレ札幌は、
きょう新たにブラジル2部のシャペコエンセから完全移籍で獲得したFWマリオ セルジオ選手、
J2大宮から同じく完全移籍のDF浦上仁騎選手がチームに合流しました。
6月4日にJ1名古屋から期限付き移籍でチームに合流していたDF宮大樹選手に加えて、
これで6月の特別登録期間内で補強した全選手がチームに合流。
1年でのJ1復帰に向けて、逆転を誓うリーグ後半戦への重要なピースが全て揃いました。
マリオ選手はきょう宮の沢で行われた練習で、
時折別メニューを挟むものの、要所で足元の技術の高さや瞬発的なスピードを生かした動きを披露。
早くもチームにとって重要な「ストライカー」の片鱗を見せていました。
一方の浦上選手はフルメニューを消化。
チームメイトと積極的にコミュニケーションを図り、早速チームに馴染んでいる様子でした。
練習終了後、両選手はインタビューに応じ、
移籍の決断理由やJ1復帰への意気込みを熱く語ってくれました。
■マリオ セルジオ選手
Q.夢だと語っていた海外挑戦、その第一歩を歩み始めた今の心境
まずは嬉しく思っている。子供の頃からの夢だった海外でプレーするということを叶えさせてもらったので、札幌に対する感謝の気持ちがある。自分は海外でプレーする、家族は海外で生活をするという夢があり、その両方を叶えさせてもらったので、その恩返しをグラウンドの中でしっかり結果を残して体現していきたい。
Q.コンサドーレの印象
経験のある選手と若くて才能のある選手のバランスが非常に良いと思う。自分もその中でクオリティのある選手たちと共にプレーして、今の順位を少しでも引き上げられるようにしたいし、とにかくチームに貢献したい。
Q.試合に勝ち切るゴールを取るためには、何が必要だと感じるか
前線の選手は本当に限られたスペースを見つけてプレーして得点を取らなければいけない状況なので、まずは相手よりも早く考える事。どこにスペースがあるか把握し、タイミング的にも相手よりも早く動くこと。そうして相手に対して隙を見せないことが大事。そこに関しては、自分が得意としている部分なので、クロスだったり組み立ての所でタイミングを合わせてスペースを見つけて、自分のマークにつくディフェンダーを剥がすこと。ボールを受けた時に相手ディフェンダーがいない状況やタイミングを作ることも自分の特徴の一つなので、そういうことが出来ればゴールに繋がると思う。
Q.今後の意気込みや目標
誰が何と言おうと、まだ可能性がある限りタイトルを目指し昇格すること。これが本来ビッグクラブが目指すべきところなので、そこを諦めず、まだ試合を残しているのでそこを第一に強くみんなで力を合わせて目指していきたい。個人的には20試合で8点から10点を目指していきたい。
Q.サポーターへのメッセージ
チームに合流出来て非常に嬉しく思っていますし、ワクワクした気持ちでいます。
J1昇格に向けてサポーターの力や応援は欠かせないので、最大限応援していただければと思います。
僕自身も頑張ってやっていきたいので、応援よろしくお願いします。マリオって呼んでください!
■浦上仁騎選手
Q.チーム初合流、初練習を終えた今の心境
僕は夏の移籍は初めてで多少の不安はあったが、チームメイトもスタッフも非常にいい方ばかりで、初日にしては十分な手ごたえを感じている。
Q.岩政監督の印象
岩政監督は現役時代あれだけ素晴らしいDFであり、その時を僕も知っていたし、歴代のセンターバックでもトップに入る人だと思っている。そういう監督の下でプレーできるのは僕にとってはプラスでしかないと思う。ディフェンスの部分なども色々聞きながらやっている状況。
Q.シーズン途中でのコンサドーレへの移籍、その決断の決め手となったポイント
このチームの力になりたいという思いが1番にあった。僕は今シーズンの半年間悔しい思いをしていたので、そういった中で声を掛けていただき、強化部の方々や監督とも話をさせてもらい非常に熱を感じたので、このクラブで僕の全てを出して北海道コンサドーレ札幌というクラブと共に成長したい、強くなりたいという思いで移籍を決めた。
Q.自分のストロングポイント
攻撃に関しては、自分から起点になるようなパスやポゼッションが武器。
守備においては統率力やコーチング、対人能力が僕の武器であるのでそこは存分に出していきたい。
Q.どんなプレーでこのチームに貢献していきたいか
まず今回夏の移籍に携わっていただいた札幌関係者の皆さんには感謝しているし、非常に嬉しく思っている。ただそれと同時にこのエンブレムを背負うからには責任がありますし、この夏の移籍の意味も深く理解しているつもりなので、言葉だけではなくしっかりピッチの中で、そしてクラブと一緒に強くなるために、僕自身持っている力を全て出してチームの目標を達成できるよう全身全霊で頑張りたい。