【コンサドーレ】Jクラブ最年少監督の初陣!柴田監督新体制も秋田の堅守崩せず敗戦 柴田監督「相手の土俵に乗ってしまった」大﨑「勝ち点3を届けられず悔しい」

J2リーグ第26節 北海道コンサドーレ札幌はブラウブリッツ秋田とホームで対戦。
岩政大樹氏の電撃解任から5日。
柴田慎吾新監督体制の初陣は、秋田の徹底したハードな守備を崩しきれず0対2でリーグ連敗を喫しました。
(柴田慎吾監督)「勝てなかったので何を言ってもですが…。狙いとするプレーは出ていた。ただ得点を取れなかったので、その精度や思い切り。より細かいところを詰めるところが今後の課題になる。前半の入りの部分が個人的には秋田の圧を食らってしまった。想定はしていたがもっともっと勇気を持ってはがしていきたかった。比重が後ろになり、思うように崩しも前進もできなかった。前半、自陣での守備機会が多くなってしまったこと。もっと自分たちが敵陣でプレーできていれば後半相手はもっと失速したと思う。相手の土俵に乗ってしまった。そこは大いに反省しないといけない」
(柴田慎吾監督)「サイドがあるから中央があるし、中央があるからサイドがある。後半は青木とスパチョークがスペースを見つけて侵入していたし、そこがあるからワイドもスペースが空いて、そこからスピードアップできた。ただもうちょっとサイドからスピードアップして相手の嫌なところに侵入していきたかった。後半アグレッシブにエリア付近、エリア内に侵入でき、シュートの本数も増やせた。そこは収穫だがゴールを決めきれなかった。どうゴールを奪うか修正していかないといけない。本当に勝つしかないので、下を向いている時間はない。明日はきょう出なかった選手たちが悔しい気持ちをトレーニングマッチでぶつけてくれると思うので、またオフ明け上を向いて勝利に向かってベストを尽くすのみ」
(大﨑選手)「キャプテンはあまり意識はしていなかった。朋樹が出られなかったから巻いただけだが朋樹の分もやらないとと思っていた。監督が変わった中で自分たちが変わっていく、その姿勢を見せないといけないなと思いながら試合に入った。数日しかなかったのでガラッと変わった所は無いですが、細かいところをブラッシュアップして挑んだ。チームの雰囲気も良かったが、結果が全て。負けてしまって残念ですし、ドームの雰囲気を作ってくれたサポーターに勝ち点3を届けられずに悔しいです」
(大﨑選手)「前半と後半で違うサッカーになった。前半は押し込まれる中で耐えて0で抑えることが必要だったと思うし、逆に後半やっていた自分たちのフットボールは最低限ではあるが人とボールが動いていて良かったと思う。それを結果に繋げられるように、あれを前半からできるように苦しい時間帯を耐えて0に抑えられるように、1点2点取られても2点3点取れるようなチームになっていかないといけない。可能性がある限り、目指している場所はJ1なので、そこは変わらずにやっていきたい」
(スパチョーク選手)「今シーズン、フル出場したのは初めて。チームを勝たせるプレーをしたかったが、結果がついてこず残念。きょうは今までと比べて自由度があった試合だった。その中で相手ゴールをこじ開けることにフォーカスしてプレーした。崩しきれず負けてしまったが、また仕上げて勝てるようにやりたい。今シーズンやってきたことをベースにしながら、きょうの試合にのぞんだ。自分たちがやってきたことをより出そうと思っていたが中々できなかった。試合を重ねていけばよくなると思うので、日々の練習から頑張っていきたい。きょうは思ったような結果を得られなかったが、これからもサポーターの力は必要。今後もサポーターの力を借りながら、自分たちも成長していいサッカーをしていきたい」