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【ジャンプ】レジェンド葛西紀明選手が始動!史上最多9度目の五輪へ 宮古島で強化合宿

スキージャンプのレジェンド・葛西紀明選手兼監督率いる土屋ホームスキー部が、合宿地の沖縄県・宮古島で練習を公開しました。

合宿には葛西選手の他、日本女子のエース・伊藤有希選手、若手ホープの竹花大松選手、小林陵侑選手の弟・小林龍尚選手、所属する全4選手が参加。

朝・午前・午後の3部練習が行われ、午前7時前から浜辺をランニングし、イメージトレーニングを行ったあと、午前の部ではインラインスケートを履いて障害物をかわしながら体のバランス感覚をつかむなど、ジャンプ台での実践的トレーニングの前段として基礎の部分を磨きました。

6月に53歳の誕生日を迎える葛西選手は、「基礎トレーニングは苦手な部分もある」としながらも、スムーズにインラインスケートを乗りこなし、自分より20歳以上離れた若い選手たちに負けない体のキレを見せていました。

また、午後には1時間半近くほぼノンストップでビーチバレー。

全身汗だくになりながらプレーした葛西選手は、報道陣の「葛西選手が一番うまいですね」という問いかけに、「当り前じゃないですか、何言っているんですか笑」とレジェンドらしさも見せていました。

宮古島での合宿は、6月5日まで行われます。

(葛西紀明選手兼監督)「まずはケガに気を付けて、残りの2週間をやりきりたい。今シーズンは、まずはコンチネンタル杯(W杯の1つ下の大会)でしっかり成績を出して、いち早くW杯メンバーに上がって、そしてW杯では30位以内に残ってポイントを稼ぎ、そこから9度目の五輪が見えてくる。そこまでつなげていけるようにやっていく」

(伊藤有希選手)「宮古島での全てのトレーニングがジャンプにつながっている。毎朝ランニング後のイメージトレーニングでは、来年のミラノ五輪で自分が金メダルをとっているというイメージを毎日思い浮かべている。毎日が自分の目標を実現するための1日だと思う。大切に過ごしていきたい」

(竹花大松選手)「僕が五輪に出るためには夏からが勝負。そのためにこの宮古島でシーズンを乗り切る基礎体力をつけたい。シーズン本番ではW杯に出場して、五輪につながるようなジャンプができればと思う」

(小林龍尚選手)「残り10日ほどの合宿で、体をバキバキにして北海道に戻りたい。今季は国内大会で土屋ホームが男子で表彰台独占、女子で優勝したい。そこに向けて、残りの合宿をやっていきたい」

05/28(水) 18:47

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