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【コンサドーレ】白井選手の2戦連発弾で激戦制す!4選手出場停止の逆風はねのけチーム一丸で勝利 柴田監督「ものすごくタフな90分」

J2リーグ第30節

10位の北海道コンサドーレ札幌は、敵地で徳島ヴォルティスと対戦。

主力4選手を出場停止で欠く中、起用された選手がしっかりと結果を残し2対1で勝利。

J1昇格へ望みをつなぎました。

(柴田慎吾監督)「ものすごくタフな90分だった。前半保持して押し込む展開が続いたが、ボールを大事にしすぎてアタックへの思い切りが欠けたので、ハーフタイムに修正にして後半に臨んだ。最後は難しい時間帯が続いたが、交代して入った選手を含めて耐えてコントロールして逃げ切ることができた。前半は侵入できるスペースやタイミングがあるのに、やめていた場面があった。そこはタイミングを逃さずにやろうよと。シンプルに出したら動く、スペースに選手が入っていくということをハーフタイムに修正した。

(白井選手の1トップ起用について)前節もゴールを決めたし、トレーニングでもパフォーマンスが素晴らしかった。FWの人選を考えた時に割と悩まずに起用した。結果、素晴らしいゴールを決めてくれた。ポストプレーでも体を張って起点になってくれた、よくやったの一言。すばらしいゴールだった。本人にも「あんなヘディングを持っていたのか」と言ったら「いや、初めてです」と。素晴らしいヘディングだった。

J1昇格を現実としてとらえている、ゆるぎない信念でいる。上位陣が負けようが勝とうが関係ない。我々が勝ち点3を積み重ねていくという作業をやり続けるだけ。そのことだけに集中している」

(白井陽斗選手)「(先制ゴールについて)高嶺選手から素晴らしいクロスが上がってきた。難しいゴールだったとはいえ、パスに感謝したい。ゴールは見えていなくて、頭に当てるだけで精一杯だった。自分の先制ゴールで勢いがついて、追加点もとれたことはポジティブに考えたい。(1トップでの起用について)難しさはあったが、それなりにやれたとは思っている。大きくは変わらないが、できるだけゴールに絡もうと考えていた。体のコンディションも良いし、柴田監督が目指しているサッカーを理解できてきたのが大きい」

(近藤友喜選手)「(ゴールについて)前半決め切れない場面があった。たまたま自分のところにこぼれてきてラッキーな部分はあったが、冷静に流し込めて良かった。自分の中でも難しさを感じながらシーズンを戦っていた部分はあった、そこのもどかしさを久しぶりにスタート起用で結果も出せて良かった。見ている人がワクワクするプレーを心がけている。ただ最後の精度はまだまだ足りない、来週から良いトレーニングを引き続きしていきたい。

会場は徳島ムードだったが、高嶺選手や大﨑選手を中心に全体の集中力が高かったので、そんなに焦りはなかった。1点を返されたあとも、まだ1点リードしているし、相手のムードに飲み込まれないでやろうという話をピッチ上でした。J1昇格に向けては、トーナメントを戦っているという気持ちでいる。次節は仙台、良い状態で臨んでくると思うが、ホームのアドバンテージがある。また勝ち点3のために一緒に戦ってほしい」

09/20(土) 22:56

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