「引退したと実感」スピードスケート・髙木美帆さん 今後は「ゆっくりする時間も…」東京で会見
オリンピックに4度出場し、あわせて10個のメダルを獲得した、スピードスケート・北海道幕別町出身の髙木美帆さんが、4月6日に東京都内で引退会見を開きました。
(髙木美帆さん)「自分の中で引退、現役を退くということに対してすごく寂しいなという気持ちとか、すごくしんみりした時間を過ごしたりというのもないけど、ふとした時にこの(スケートの)靴に足を入れた瞬間のあの感じをもう味わうことがないんだと思うと、そういういろんなシーンをふと思い出すときには、本当に現役を引退したんだなという実感がわくときはある」
6日に東京都内で記者会見に臨んだ、幕別町出身の髙木美帆選手。
2010年のバンクーバー大会からあわせて4度のオリンピックに出場し、金2つ・銀4つ・銅4つのあわせて10個のメダルを獲得しました。
(髙木美帆さん)「スピードスケートに対して常に向き合い続けるっていうところだったり、すべての自分の時間を可能な限りスケートに費やすというふうに、特に平昌まではやってきました。ただやっぱりどうしても自分の中で、それ以上ってなるのもこれ以上できないなって、心の中でどこか悲鳴をあげている部分もあって。例えば8年前、4年前のときみたいに強い気持ちでさらにもっと上に行こうというふうに、自分を律して押し上げていくパッションみたいなものが少しずつなくなっているなと感じていました。自分があこがれていたアスリート像をこのあと4年間全うするのは、もう1年間も含めて厳しいのかなと思ったときに、引退することを決断したというよりも受け入れたという感じです」
今後について聞かれるとー
(髙木美帆さん)「まったくの未定というか、いま私の目の前には真っ白な画用紙が広がっている感じで、それを眺めながらゆっくりする時間も過ごしたいし、興味があることがあったらそっちに足を運んでみるという時間も過ごしてみたい。誰かと競い合ったりとか勝負の世界に身を置くようなことに対して、今はまだ身を置きたくないという部分がある。自分の考え方とか集中力とかそういう分野に興味を持った時期があって、そういう知見を広げて深めていけたらいいなと思います」