「伸びしろ」強調!齋藤友貴哉投手は年俸2倍以上に…上原健太投手も「本当によく投げてくれたと」
ファイターズは選手と球団との契約更改交渉が続いています。
齋藤友貴哉投手は会見で「ある言葉」を繰り返し口にしました。
Q.サインはしましたか?
(齋藤友貴哉投手)「はい。アップしました。来年もプロ野球選手として1年できるな、という嬉しさがありました」
2022年のオフに阪神からトレードでファイターズに入団した齋藤友貴哉投手は今シーズン自己最多となる47試合に登板しました。
シーズン終盤には抑えとして9回を任されるようになり、ストレートの球速は160キロ以上を連発するなど防御率は1.35という成績を残しました。
(齋藤友貴哉投手)「(球団からは)来年タイトルを取ってくれという期待、伸びしろがまだまだあると言われました。まだまだ伸びしろを感じている。自分自身でも伸びしろを感じているので、“来年見ていてください”と話しました。順位的には2位だったんですけど、来年への伸びしろを感じています。楽しみなシーズンになりそうですね。これからまっすぐを含め、まずはまっすぐをどんどん、伸びしろを感じて可能性を感じて突き詰めていきたい」
「伸びしろ」という言葉を連発。
齋藤投手は今シーズンから3000万円アップの推定5500万円で契約更改を終えました。
アップ分の使い道について聞かれるとー
(齋藤友貴哉投手)「これからの自分の伸びしろに使っていきたいと思っています」
さらに「伸びしろ」を強調しました。
来シーズンの目標はー
(齋藤友貴哉投手)「まっすぐ自体スピードは求めていないですけど、鍛えていく中で勝手にスピードが上がってくると思う。柳川がけがをした中でのクローザーだったので。来年は横一線で全員が始まるので、そこでつかんでいけたら。またイチから勝負ということだと思うので、確約はされていないので、虎視眈々と(守護神の座を)狙っていきたい」
また、シーズン後半に中継ぎ投手として活躍した上原健太投手も、契約更改交渉に臨みました。
(上原健太投手)「今シーズンの最後の登板について、本当によく投げてくれたと言っていただいた。来シーズンは序盤から、シーズンはじめから今シーズンのような投球ができるように頑張りますと、そういう話をしました」
プロ10年目の上原健太投手は今シーズン中継ぎに転向すると、1点を争う場面での起用が続きました。
今シーズンは27試合に登板し、防御率は1.11を記録しています。
上原投手は1300万円アップの推定4900万円で契約を更改しています。
(上原健太投手)「シーズン通していい場面で投げ続けていける、ファンの皆さんたちに安心してみてもらえる、そういう投手になりたいなと。そういう存在になれるよう頑張りたいなと思います」