【コンサドーレ】バンディエラ宮澤裕樹のゴールで追いすがるも山形に痛恨の1敗 柴田監督「ちょっとした緩さが我々の課題」

J2第32節 北海道コンサドーレ札幌は、きょうホームでモンテディオ山形と対戦。
今季残り7試合、J1プレーオフ進出には全勝が求められる中、2点を先行される苦しい展開。
後半26分にバンディエラ・宮澤裕樹が1点を返すも同点・逆転までは行けず敗戦。
昇格へ向け厳しい結果となりました。
■柴田慎吾監督
「崩されようが崩されまいが失点は失点。非常に痛い2失点だった。
失点に関しては先週と同じ。1歩、1個の準備、そういう所を詰め切れなかった。
個人的にも反省点がある。ゴール前で簡単にボールを上げさせてしまうちょっとした緩さ。
その辺りは我々の大きな課題」
「攻撃を踏まえると、最悪2失点までは許容範囲かなと個人的には思っている。
どんな試合でも無失点に抑えるのは簡単じゃない。攻撃は2失点してからアグレッシブさが出たところ。
マネジメントも含めて反省しないといけないところはたくさんある」
「守備に関してゴール前、ミドル・サードゾーンでの意図的なプレスはひとつ課題。
そこはこの2週間で修正しないといけない。あとは攻撃、アタックのところ。
前進・突破・崩し、そこは全て繋がっていると思うので2週間の間でまちがいなく練習は増えると思う」
■宮澤裕樹選手
「失点していたのでボールを保持ながら相手陣地でプレーする事やボールを引き出したり、
前に関わっていくことを柴田監督に言われてピッチに入った」
「0‐2の状態だったし、自分が点をとることで追い上げムードを作りたかった。
ゴールシーンもミドルシュートを打つと決めていた。ふかさないように蹴れたことは良かった。
あの後から選手全員が前向きになったしゴールにも迫れた。そういう意味ではチームが前向きになるゴールにはなったが、その後にこじ開けることはできなかったしチームを勝利に導くことはできなかった。
次は勝ちに導くゴールを決めたい」
「現状自分たちが結果を掴めていないので、かなり厳しくなっていると思う。
ただ自分たちがピッチでプレーするし自分たちしか勝ち点3を取れないわけで、
自分たちが歯を食いしばって勝つ姿を見せないといけない。
また次の試合で勝ち点3を取れるようにトレーニングから準備をして、
自分たちの心は折れてはいけないので、現状に向き合ってまた結果を出せるようにプレーしていきたい」
■中村桐耶選手
「結果として負けてしまったので、そこが一番悔しいし個人的にも情けない。
状況が状況なので何としても勝ちたかったが、チームを勝たせられなかったことが
まだまだだなと個人的には思う」
「残りの試合全部勝つとは言ってきた中、ここで連敗したことはチームとして痛い結果。
自分たちはやるしかない。とにかく勝ちを目指して望みを繋いでいく。
1週間空くが気持ちを切り替えて、引き続き全部勝つつもりで練習からやっていきたい」