【コンサドーレ】J1昇格争いへ痛い敗戦 後半シュートわずか1本…主将・高嶺ゴールも終始ゲームを支配され、長崎に逆転負け

【J2リーグ 第25節】
北海道コンサドーレ札幌は、連勝を懸けアウェイでV・ファーレン長崎と対戦。
前節鳥栖戦と変わらないメンバーで、引き続き3バックを採用し、J1昇格争いのライバルとの一戦にのぞんだ。
試合は序盤から長崎に主導権を握られます。
前半6分、右サイドからクロスをあげられ、フリーでシュートを打たれるもGK高木の正面。長崎が決定機を迎えるも、救われます。
自分たちのボールにできない展開が続いていましたが、前半18分。
高嶺が中盤でボールを奪うと、カウンターで右サイドへ展開。白井が持ち込みシュートを放つと、相手のブロックでペナルティエリア外にこぼれたところに
高嶺が左足一閃!低い弾道のシュートがゴール右隅に突き刺さり、札幌が先制します。
その後も、リーグ随一の戦力を誇る長崎に攻め込まれますが、ディフェンスリーダー宮やゴールキーパー高木を中心に守り、1対0。札幌リードで試合を折り返します。
後半7分。ここでアクシデント。
高嶺が芝に足を取られて転倒。前節の鳥栖戦で痛めた右ひざを再び痛めて、途中交代となります。
後半23分。右サイドを突破されると、クロスをダイレクトで合わせられ長崎がゴール。同点に追いつかれてしまいます。
8月5戦全勝を掲げる札幌は、後半45分。
途中出場の青木がペナルティエリア手前でボールを持つと、ゴール前へ絶妙なスルーパス。バカヨコがシュートを放つもポスト直撃。
ビッグチャンスを、モノにすることができません。
すると、後半アディショナルタイム。
前のめりになった札幌に対して、長崎がカウンター。エースのマテウス・ジェズスに突破を許し冷静にゴールを決められ、1対2。土壇場で逆転を許し試合終了。
札幌は終始ゲームを支配され、後半のシュートはわずか1本。さらに高嶺、高木、宮が負傷交代するなど、今後に不安が残る敗戦となった。
次節はホームでブラウブリッツ秋田と対戦する。