北海道日本ハムファイターズはきょう、

孫　易磊（スン・イーレイ）投手を支配下登録すると発表しました。

午後1時30分から開かれた会見には、孫投手と共に新庄監督も出席。

会見の冒頭、流暢な日本語で挨拶した孫投手。

「チームから伝えられたのは一昨日のウェイトトレーニングの休憩中で、聞いた時はすごく嬉しかった。（同じく台湾出身のチームメイトの）古林投手はとてもいい先輩で、投球は台湾の時よりも日本での方が凄いと感じる。自分のストロングポイントはメンタル面。いつでもどんな状態でも、質の良いストレートを投げられる自信がある。これからも自分らしく投げていきたい。ファンの皆さんには『イーレイ』と呼んでもらいたい」

新庄監督は、

「ターニングポイントとなったのは5月11日の楽天戦で古林投手が完封した時。それを受けて孫投手がどういう投球するか気になっていた。きょうは古林投手が先発として投げるので、9回は孫投手に投げさせてウイニングボールを家族に渡してあげたいという夢があり、今日会見することにした。ただ！古林投手が8回までノーヒットノーランなら、明日投げてもらいます(笑)。今後はまず中継ぎの経験をさせて、いずれは先発として球界トップの投手になってもらいたい。最低でも15勝は挙げられるポテンシャルがあるので、古林投手と競争しながら2人で最多勝争いをしてもらいたい」

会見の最後に新庄監督とフォトセッションを行った孫投手。

背番号は、それまでの「196」から「１」がなくなり、「96」に決定。

孫投手は2023年に育成選手として契約合意し、今年でプロ2年目。

契約する前年までは野手として活躍していましたが、投手としての可能性に注目され、

ここまでファームでは、防御率1点台に抑えるなどメキメキと力をつけてきました。

きょうの試合、9回に投げさせたいと明言した新庄監督。

古林投手との「台湾コンビ」での活躍に期待がかかります！