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北海が全国最多41度目の大舞台へ!5回に6点奪う猛攻で札幌日大撃破

第107回 全国高等学校野球選手権 南北海道大会 決勝

北海(三塁側)vs 札幌日大(一塁側)

エスコンフィールドHOKKAIDOで行われた夏の甲子園 南北海道大会決勝

決勝のカードは昨夏王者2年連続で甲子園を目指す札幌日大と

春の全道王者で全国最多41度目の夢舞台の切符を掴みたい北海が激突。

試合は初回。札幌日大の先発はプロ注目の窪田洋祐(3年)

MAX148キロのストレートと切れ味鋭い変化球で2つの三振を奪い

上々の立ち上がりを見せます。

その窪田を打ち崩したい北海は2回

相手のミスから先制のランナーを2塁に置き8番・吉井天星(てんせい・3年)

鋭い当たりも札幌日大ショートでキャプテンの帯川拳誓(けんせい・3年)が捌き

先制とはなりません。

北海先発の背番号1サウスポーの浅水結翔(ゆいと・3年)はサイドスローから

丁寧に打者のタイミングをずらしながらの投球を続け3回打者一巡をノーヒットに封じ込めます。

両校先発の投手戦となった試合は5回

札幌日大は1アウトから6番・久保友弦(ゆいと・2年)がチーム初ヒットを放ちます。

しかし続く打者がショートゴロダブルプレーに倒れ5回まで無得点に終わります。

そのウラ北海は1アウトから9番・出口徳太郎(3年)がセーフティバントで内野安打を

もぎ取ると続く1番キャプテン佐藤瞭磨(3年)もヒットで続き

この試合初めて連打でチャンスが生まれます。

その後2アウト満塁となり4番・長南凛汰郎(2年)がショート強襲のタイムリーヒット

北海が2点を先制し試合が動きます。

その後、再び満塁となり札幌日大は投手を窪田から準決勝で好投を見せた

島田柊聖(しゅうと・3年)へ継投します。

満塁のピンチを凌げるか、更なる追加点かー

バッターは2年生の佐竹徠都(らいと・2年)

振りぬいた打球はライトポール際ブルペンへ吸い込まれる満塁ホームラン

北海が2年生の活躍でこの回6点を奪う猛攻で一気に試合を優位に進めます。

試合は8回、北海は死球と送りバントで2アウト2塁のチャンスを作ると

キャプテン・佐藤瞭磨がレフト線へのタイムリー2ベースヒット

終盤に追加点を奪います。

札幌日大打線を8回まで散発の3安打に封じ込める北海のエース浅水は9回もマウンドへ

最後は空振り三振に抑え111球、エースの力投で完封勝利。

この決勝カードは4年ぶり3度目、過去2度北海が勝利しているが

今回も北海が制し全国最多、夏41度目の甲子園への出場を決めた。

北海7-0札幌日大

5回に満塁HR 佐竹徠都

満塁だったので思い切り振ろうと思った。

後ろに繋ぐ気持ちだった。

飛距離は十分だと思った。頼むから切れるなと思いながら走っていた。

色々な球場でプレーしたがエスコンが一番気持ち良かった。

9回3安打完封 浅水結翔

去年の夏と秋の雪辱を果たせて良かった。

後ろにも投手はいるので先は考えず1イニングずつ投げようと思ってマウンドに上がった。

自分が打たれて負けたら仕方ないと思っていた。

全校生徒の応援が力になった。野球部だけの勝利じゃない、北海高校全員で掴んだ甲子園。

主将 佐藤瞭磨

先輩たちが活躍してかっこいいと思っていた夢の舞台でプレーできるワクワクが大きい。

甲子園出場がゴールではない、甲子園でも活躍する姿を見せたい。

一戦必勝で戦って2016年の準優勝を越えて優勝を目指したい。

07/20(日) 18:20

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