【スキージャンプ】ミラノ五輪イヤー好発進!小林陵侑が貫禄のジャンプで夏の初戦を勝利!「五輪は、あるな~くらいにしか、まだ思っていない」

札幌で夏のスキージャンプ3連戦が行われ、最終日となったきょう、
北京五輪金メダリストの小林陵侑(札幌在住)選手が、今シーズン初めての実戦にのぞみました。
注目の1回目。後半の風を捉えて飛距離を伸ばし、134.5メートルのジャンプ。2位に17ポイント差をつけてトップに立ちます。
続く、2回目。
まず見せたのは、1回目7位から陵侑選手を追いかける日本ジャンプ陣ナンバー2の二階堂蓮(江別市出身)選手。
風にも恵まれ、この日最長不倒となる140.5メートルの超ビッグジャンプで、この時点のトップに躍り出ます。
そして小林陵侑選手、勝負の2回目。「内容は悪くなかった」と本人も納得の131.0メートル。
安定したジャンプを2本揃え、他の選手を寄せ付けずに貫禄の優勝。
ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを狙う日本史上最強ジャンパーが、五輪イヤーで好スタートを切りました。
小林陵侑選手
「1本目は風も良くて気持ち良いジャンプができた。2本目も内容は悪くなかった、テレマークも入れられた。初戦、ケガなく終えられて良かった」
「(五輪への意識は?)あるな~としかくらいにしか思えていない。9月にイタリアで五輪のプレ大会がある、そこで実感がわくのかなと。
きょうは冬に向けて夏の一歩を踏み出せた。まだ長いが、一歩ずつ大切にしていきたい」
「シーズン最後に笑って終われるように、W杯総合優勝、そして金メダルを目指して頑張りたい」
【男子結果】
優勝:小林陵侑選手 288.0pt 2位:小林朔太郎選手 275.5pt 3位:二階堂蓮選手 260.1pt 7位:葛西紀明選手 228.2pt
【女子結果】
優勝:葛西春香選手 184.3pt 2位:一戸くる実選手 168.4pt 3位:宮嶋林湖選手 166.2pt 8位:伊藤有希選手 121.7pt
08/03(日) 17:07