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「このコースは僕のもの」北海道を愛した大スター ジャンボ尾崎さん死去 ゴルフ界の黄金期築く

男子国内ツアーで歴代最多勝利を挙げ、ゴルフ界の黄金期を築いた尾崎将司さんが、がんのため亡くなりました。

北海道でも数々の名勝負を演じ、ファンに愛されました。

(尾崎将司さん)「ジャンボ尾崎と巨人軍は強くないとね」

(尾崎将司さん)「やっぱり難しいコンディションで勝つのが僕ですよね」

男子ゴルフツアー歴代最多94勝。

圧倒的な強さと存在感で絶大な人気を誇った、ジャンボ尾崎こと尾崎将司さん。

12月23日、S状結腸がんのため亡くなりました。78歳でした。

1年前から自宅療養をしていたということです。

尾崎さんが現役時代に最も得意としていたのが、北広島市にある『輪厚コース』。

(尾崎将司さん)「このコースは僕のものだっていう気持ちはある」

(尾崎将司さん)「このコースが温かく迎えてくれた」

輪厚で毎年開催されるANAオープンには第1回大会から出場し、大会記録となる通算7勝を挙げています。

中でもファンの記憶に残るのが、尾崎さんが55歳でのぞんだ2002年の第30回大会です。

(尾崎将司さん)「シャフト折っていい覚悟で打てば…曲がった、シャフト曲がっちゃった」

シャフトを折る執念のリカバリーショットで優勝争いを演じると…

自身にとって777日ぶりとなったツアー優勝は、史上最年長の55歳での快挙。

この偉大な記録は今も破られていません。

(尾崎将司さん)「いつでも自分は勝てると思ってやっていた。常に前向きな気持ちでやっていた」

そして、72歳で迎えた2019年の大会が最後の出場となりました。

(尾崎将司さん)「やっぱり輪厚はいいね。いろんな思い出もあるし、もしかしたら輪厚ならやれるんじゃないかって期待を抱かせてくれる。全日空にはまた来たいね」

12/24(水) 16:19

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