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“先発投手陣のレベルアップ”と“打線の固定” 来季に向けてずばり提言!ファイターズ日本一へ

秋のキャンプも終わり、ファイターズの2025年シーズンが終わりました。

元WBC日本代表ヘッドコーチの白井一幸さんが、来シーズンに向けてチームへずばり提言です。

(白井一幸さん)「(ことしは)ファイターズが地力をつけることができたシーズンだった」

レギュラーシーズンを83勝57敗の2位で終え、2年連続でクライマックスシリーズ・ファイナルステージで敗退となったファイターズ。

2位で終わった要因として白井さんはー

(白井一幸さん)「シーズン中盤から終盤にかけてなかなか(先発)ローテーションがうまく組めなかった。先発投手陣のさらなるレベルアップが必要」

鹿部町出身の伊藤大海投手が14勝をあげた一方で、伊藤投手以外の先発投手は10勝に届きませんでした。

そんな中、明るい兆しはー

(白井一幸さん)「先発投手は達投手・福島投手。この2人の成長は非常に心強いと感じました」

達孝太投手と福島蓮投手は2人ともプロ4年目で同じ学年同士。

今シーズンは達投手が8勝、福島投手が5勝をあげました。

(白井一幸さん)「達投手・福島投手、この2人で25勝から30勝、そうすればファイターズのリーグ優勝・日本一も見えてくると思いますので期待しています。クローザーに齋藤投手がおさまったことで圧倒的な中盤の強さというのが出てきましたので、この辺は来シーズンの強みとなります。クローザー(齋藤投手)につなげるまでのセットアップ、ここをいかに充実させていくかというのが求められる」

一方、打者についてはー

(白井一幸さん)「ホームラン以外での得点のあげ方、そういう意味では打線の固定が必要。優勝するチームは打線がしっかりある程度固定されているということが求められると思いますので、この辺が課題になってくると思います」

さらにー

(白井一幸さん)「今シーズンを見ると、やはり二遊間の固定、ここが完璧ではなかった」

2016年、リーグ優勝・日本一を達成した時は、田中賢介選手がセカンドで142試合に出場。

また、ショートは143試合すべての試合で中島卓也選手が守備につき、不動の二遊間コンビとして安定した守備でチームを支えました。

今シーズンはショートもセカンドもレギュラーを固定できなかったことが優勝を逃した1つの原因だといいます。

(白井一幸さん)「優勝できなかった、負けた悔しさ。これを1日たりとも忘れることなく、来シーズンこそ必ずリーグ優勝するんだ、日本一になるんだ。この強い気持ちを持って、シーズンオフからキャンプに臨んでいくことが大切だと思います」

11/12(水) 11:51

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