【コンサドーレ】高嶺主将2ゴール!新加入選手存在感!も、後半ATに痛恨の失点でドロー 初スタメン宮選手「もっと自分の力を示せる…」

【J2リーグ第19節】
前半戦最後となるリーグ戦、12位の北海道コンサドーレ札幌はホーム・プレミストドームでFC今治と対戦。
6月の中断期間に名古屋グランパスから期限付き移籍で獲得した宮大樹選手と、J2大宮から完全移籍で獲得した浦上仁騎選手を、
センターバックとして早速スタメンで起用します。
試合は序盤から札幌が今治の猛攻を受けるも、GK菅野選手のファインセーブでピンチをしのぎます。
しかし前半36分、ペナルティエリア手前で技ありのミドルシュートを決められ、今治に先制を許します。
1点を追う後半12分。右サイドの近藤選手がドリブルで仕掛けペナルティエリア内でファウルを受け、PKを獲得。
キッカーは、キャプテンの高嶺選手。一度GKに弾かれるも、こぼれ球を冷静に押し込み1対1の同点に追いつきます。
ここから札幌がゲームの主導権を取り戻すと、後半24分。
右サイドで近藤選手が2人のDFをひきつけ、フリーの高嶺選手へ。ペナルティエリア外から豪快に左足を振りぬきゴール、逆転に成功します。
このまま逃げ切りたい札幌でしたが、後半アディショナルタイムに自陣でのパスミスからゴールを許し、2対2の同点で試合終了。
札幌は後半戦への弾みをつけたいところでしたが、惜しくもホーム連勝とはなりませんでした。
■岩政監督インタビュー
「必要な勝ち点を得られなかったという点で、非常にもったいない試合だった。ゲーム展開はある程度想定した通りに進んでいたが、もっと自分たちならできると思っている」
「(新加入選手の起用について)練習して良いパフォーマンスをした選手がピッチに立つ。新加入か否か、外国人か否か、ベテランか若手かは関係ない。常にフラットに評価し選んでいる。(宮選手と浦上選手については)ゴール前での固さという面では非常にプラスになったと思う」
「(J1昇格へは)圧倒的に勝ち点が足りていない。とはいえ、ここで新戦力が加わり、チームが変わる中で、早めにチーム作りを進めて早い段階で上位に食い込んでいく流れをつくりたい。1つ1つ解決していかなければいけない。急ぐが、慌てずにやりたい」
■高嶺主将
「2ゴールがチームの勝利につながればよかったが、引き分けという形になってしまった。J1昇格には程遠い勝ち点と順位だが、新加入選手も加わり競争も激しくなっている。声を出せる選手も多くなってきて、ピースはそろっている。あとは自分たちがやるだけ。後半戦、必ず巻き返してJ1昇格したい」
■宮選手
「勝ちたかったという一言に尽きる。結果的に2失点しているので、満足はしていない。もっと自分の力を皆さんに示せるし、圧倒的なセンターバックにならなければいけない」
「(気になった点は)特にゲームクローズのところ。リードしている展開で相手が何をされたら嫌なのかというところを考え、自分たちがどういう立ち位置で守る、もしくはボールを保持していくのかというところは課題と感じている。自分たちが上位に行くためには絶対に必要なこと」