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相次いで見つかる“砲弾” なぜそこに?どう対応?「触らない・動かさない・近寄らない」がポイント!

北海道内で相次いで発見されている砲弾。

10月には砲弾のようなものが警察署に持ち込まれ、一時ほとんどの警察官が避難して 周辺が規制される事態も発生しました。

なぜ砲弾が残っているのか。

また、見つけたらどうすればいいのでしょうか。

(安田和弘さん)「ここで見つけたんですよね、この箱の中で」

当麻町に住む安田和弘さんです。

安田さんは10月、両親の自宅の倉庫を整理している最中、あるものを見つけたと言います。

(安田和弘さん)「全部で3発ですね、入っていたのは」

安田さんが見つけたもの、それはなんと砲弾でした。

(安田和弘さん)「かなり大きかったので、これはまずいなと思って警察に届けた。ここまで大きいのは見たことないのでびっくりしました」

安田さんはすぐに警察に通報。

その後、自衛隊の処理班が来て、砲弾は無事回収されました。

(安田和弘さん)「火薬が中には入っていなくて、普通の鉄の塊みたいだったと報告を受けて、それだけでも安心」

道内では砲弾が相次いで見つかっています。

恵庭市では11月18日、空き家を解体中の業者が砲弾を2つ発見。

周辺が立ち入り禁止になるなど一時、騒然となりました。

なぜ砲弾が民家から見つかるのでしょうか?

(別府大学 段上達雄教授)「神社や戦争記念碑など大きな砲弾がすえ付けられていた。記念碑が撤去されたときに自宅に持ち帰ったのが一つ考えられる。この場合は火薬と雷管は抜かれていて安全」

一方で、なかには危険なものもー

(別府大学 段上達雄教授)「戦場で拾ってきた小型大砲の不発弾。日本に帰って来た時にざつのうの中にいれて持ち帰ってしまった。火薬と雷管があるので衝撃があると爆発する危険性があります」

10月、砲弾のようなものが岩見沢警察署に持ち込まれる事態がー

住人が自宅に保管していた砲弾のようなものを持ち込み、一時ほとんどの警察官が避難したほか、警察署周辺が規制されました。

警察は砲弾のようなものを見つけた場合、その場から動かさないよう注意を呼び掛けています。

(道警本部保安課 渡辺慎太郎次席)「砲弾のようなものは危険なので触らない・動かさない・近寄らないことを徹底して、その場から110番通報するようお願いします」

自分の身の回りにあるかもしれない砲弾のようなもの。

見つけた場合は動かさず、すぐに通報することが重要です。

11/20(木) 18:49

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