“川でのサケ漁は先住権の一部”権利認めず 札幌高裁がアイヌ民族原告の控訴棄却 「本当に残念」
浦幌町のアイヌ民族団体が地元の川でサケをとるのは先住権の一部であるとして確認を求めた控訴審で、札幌高裁は一審判決を支持し、原告側の訴えを棄却しました。
浦幌町のアイヌ民族団体「ラポロアイヌネイション」は、地元の川でサケをとるのは先住権の一部であるとして、国などを相手に日本で初めて「先住権」の確認を求める裁判を起こしていました。
一審で札幌地裁は、「アイヌ文化を享有する権利は最大限尊重されるべき」とする一方で、経済活動としてサケをとる権利については訴えを退けていました。
きのうの控訴審で札幌高裁は「漁業権はアイヌの生活などに関する精神的側面を有するが、財産権としての側面が強い。特定の集団が排他的にサケ漁を営む権利を有すると認められない」などとして、一審の判決を支持し、原告側の訴えを棄却しました。
(ラポロアイヌネイション 長根弘喜会長)「今回は本当に残念だと思ってますが、形はどうあれ戦っていきたい気持ちは常にある」
原告側は上告するか未定だということです。
07/03(金) 06:17