木に登ったクマが…南区でクマ目撃 男性が襲われた西区でも警戒続く 札幌市
札幌でクマの目撃が相次ぎました。
南区の林道では新たにクマの目撃が2件あり男性が襲われけがをした西区でも警戒が続いています。
猟銃を持ったハンターや警戒に当たる警察官。緊張感が伝わります。
クマが目撃されたのは札幌市南区藤野2条4丁目付近の林道です。
きのう午前11時ごろ、ジョギングをしていた男性が体長およそ1.2メートルのクマ1頭を目撃しました。
札幌市や警察によりますと、およそ30分後に男性が林道に戻るとクマは2頭いて、1頭は木の上に登って行ったということです。
(札幌市環境共生課 坂田 一人課長)「かなりエサ不足の状況が危惧されていたので、冬眠までの間はクマの出没がかなり広い範囲であるのではないか」
(吉岡記者)「警察やハンターが現場を再び調べています」
一方、26日夜、43歳の男性がイヌの散歩中にクマに襲われ、けがをした西区の平和丘陵公園では
きのうもハンターなどが当時の状況を改めて確認しました。
男性を襲ったクマはいまだに発見されていません。
道は、札幌市西区にヒグマ警報を出し警戒を続けています。
手稲区稲穂5条3丁目でもきょう未明、ドライバーが道路を横切る親子とみられるクマ2頭を目撃していて、警察が注意を呼び掛けています。
09/29(月) 05:46