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蛇口からじわじわ濁った水「トイレや風呂も…不便」岩内町ほぼ全域で断水 “解除”も生活に影響

後志の岩内町で2026年5月17日から続いていた断水は、きのう(5月18日)午後9時にようやく解除されました。

町は、川に大量の土砂が流れ込んだとみて調べています。

(岩内町民)「あっ、ちょっと濁ってる」

岩内町の住宅です。

蛇口をひねってみるとじわじわと濁った水が出てくるだけです。

配布された水でしのいでいました。

(岩内町民)「やっぱり不便ですね。トイレとかそういうところも困りますし、お風呂とかもお茶わん洗う時も一番困っています」

岩内町では、町内の幌内川に濁りが出て水道用に取水できなくなったため、17日午後6時から町の全域にあたるおよそ5500戸で断水が続きました。

町民の暮らしにも影響が出ました。

岩内町役場では、車が列を作っていました。

パックに入った飲料水を受け取るためです。

(岩内町民)「町内会で歩けない人がいっぱいいるのでその人がたに運んでいるんです。動ける人が一生懸命動いてやらなかったら、洗い物も飲み水も何もでなくなっているからね。大変なんですよ」

岩内町にある明治32年創業の老舗かまぼこ店です。

旬の素材を使ったかまぼこは、町外からも注文があります。

(カネタ吉田蒲鉾店・吉田智一代表)「チョロチョロとしか出ない感じ」

かまぼこの製造には1日100リットルほどの水を使うといいます。

(カネタ吉田蒲鉾店・吉田智一代表)「1日分は何とか確保して18日使う分はためて置いたんですが、水が出なかったら仕事できない。18日はなんとかギリギリ、注文はあるので。お客さんには事情は関係ない」

影響は教育にも出ました。

18日は、義務教育学校や保育所も臨時休校・休所となりました。

町は幌内川の上流で土砂が大量に流れ込んだことが川の濁りの原因とみて調査をしていましたが、その後、濁りが収まったため18日午後9時に断水を解除しました。

町は「土砂崩れの影響を解消するには、非常に困難な状況にあり、今後も地盤の緩みなどで断水にならないよう、対応を検討していく」としています。

05/19(火) 05:22

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