川村葉音被告が暴行を証言 「やれと言われて踏んだ」 暴行中の生々しいやり取りも…江別集団暴行
北海道江別市の男子大学生集団暴行死事件で、懲役30年の判決が言い渡された川村葉音被告が主犯格とされる男らの裁判に出廷し、「男にやれと言われて踏んだ」などと当時の状況を証言しました。
(川村葉音被告)「川口から『やれ』と言われて(被害者を)踏みました」
証言台に立った川村葉音被告の発言に、主犯格とされる川口侑斗被告は首を横に振りました。
強盗致死などの罪に問われているのは、当時18歳の特定少年・川口被告と当時17歳の少年です。
起訴状などによりますと、2人は2024年10月、大学生の長谷知哉さんと交際していた八木原亜麻被告らと共謀し、長谷さんに暴行を加えて死亡させたうえ、現金やカードを奪うなどしたとされています。
7月14日の裁判では、札幌地裁から懲役30年の判決を言い渡され控訴している川村被告が証人として出廷し、暴行中の生々しいやり取りを明かしました。
(川村葉音被告)「川口が『疲れた。まだやんないとだめ?』と聞くと、八木原が『許す気ないからもっとやって』と言った」
(検察)「暴行の回数は?」
(川村葉音被告)「全員合わせて100回以上。(川口は)私の記憶で50回から60回」
また、事件後のグループメッセージのやり取りについて問われるとー
(川村葉音被告)「被害者が最後にいた場所と発見された場所がずれていて、川口被告と少年が『冷たかったんじゃね』と話しているのを聞いて、亡くなっているのによく余裕でいられるなと思った」
(検察)「共犯者の裁判で話しにくいこともあると思うけど、きょう話したのはなぜ?」
(川村葉音被告)「事件に向き合っていきたいという気持ちがあったので話しました」
検察は「金品を要求してからの暴行は長時間で執拗なものである」と指摘していて、弁護側も争わない姿勢を示しています。
裁判は15日に川口被告への被告人質問が行われ、8月7日に判決が言い渡されます。
※STVでは今回の裁判の「特定少年」について、事件の重大さや社会的影響などを総合的に判断し、実名で報道しています。
