「鉄道輸送の安全を…」問題発覚相次ぐJR北海道「強化型保安監査体制」始まる 期間は2年間
安全管理の問題が相次いでいるJR北海道に対し、継続的・集中的に保安監査を行う国土交通省と北海道運輸局の「強化型保安監査体制」が始まり、5月27日に立ち入り調査が実施されました。
(宮崎記者)「国土交通省と北海道運輸局の監査員がJR北海道の保安監査に入ります」
JR北海道に対し、国土交通省と北海道運輸局は27日から「強化型保安監査体制」を適用しました。
全国で初めての適用で、期間は2年間です。
JR北海道をめぐっては、砂川駅構内で2024年11月、保線作業員が安全管理を怠り虚偽の報告をするなど、問題が相次いで発覚。
JR北海道は北海道運輸局の指示を受けて改善策を報告していましたが、その後も安全管理上の問題が発生していました。
(中野洋昌国交相)「継続的・集中的に保安監査を行う『強化型保安監査体制』において、改善対策の取り組み状況をしっかり確認させていただく。鉄道輸送の安全を確保すべく、JR北海道に対しては引き続き必要な指導を行っていく」
JR北海道は「重く受け止め、頂いたご指摘に真摯に対応します」とコメントしています。
05/28(水) 07:45