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【解説】札幌市の公立学校 エアコン設置率18.9% 函館市や釧路市は0%…設置遅れた市町村目立つ

札幌市の公立学校のエアコンの設置率は25日現在でわずか18.9パーセント。

業者不足や電気設備の改修が必要になったりと設置に時間がかかっているということです。

普通の教室にエアコンがついていない札幌市の小学校では、各教室に送風機や簡易クーラーをつけたり、授業を短縮したり、保健室などのクーラーがついている部屋で生徒を休ませるなどして暑さ対策をしていました。

札幌市教育委員会は、例年より気温が高い見通しの今週いっぱいを「熱中症対策強化期間」として、各学校に対策を呼び掛けています。

道内各地の公立学校のエアコンの設置状況です。

各教育委員会によりますと、

・2024年度から取り付け作業を順次開始した札幌市は18.9パーセント

・2025年度から取り付け作業を開始した函館市は0パーセント

・釧路市で0パーセント

比較的涼しい気候でスポットクーラーである程度賄えるとしています。

ほか、北見市で100パーセント、旭川市で49.3パーセント、帯広市で66.7パーセント

ばらつきはあるものの、設置が追い付いていない市町村が目立つ状況です。

08/26(火) 07:38

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