カセットボンベが過熱して爆発か 4人がけがも命に別条なし 札幌・すすきののジンギスカン店
札幌市・すすきののジンギスカン店で2025年5月19日、爆発があり4人がけがをしました。店の運営会社によりますと厨房にあったカセットボンベが過熱して爆発したと見られています。
これは18日午後1時半ごろ、すすきのにある店舗の様子です。
大きな爆発音とともに、店内にも衝撃が―。
そして店舗の外では大量のガラス片が吹き飛んでいました。
この店の上の階で爆発があり、あたりは騒然となりました。
(根本記者)「爆発現場です。2階部分を見るとガラスが大きく割れているのが分かります。地面は割れた窓ガラスが散乱しているようです」
周辺には規制線が貼られ、窓ガラスが散乱―昼過ぎとはいえ、人通りの多い繁華街での爆発でした。
当時、店の外にいた男性は、ガラス片が頭にあたったといいます。
(けがをした男性)「大きな音だった。ちょうど下を見ていて分からなかった」
爆発があったのは、札幌市中央区南4条西2丁目のビルの2階にあるジンギスカン店です。
18日午後1時半ごろ、近くを通りかかった人から「付近の建物で爆発」と消防に通報がありました。
(同じビルの中にいた人)「バーンって地響きで爆発音聞こえた。天井のものがパラパラと落ちてきたので、すぐに外に避難した」
この爆発で、店の中にいた20代から40代の女性店員3人と屋外にいて頭にガラス片があたった20代の男性1人の合わせて4人がけがをしました。
いずれも意識はあり、命に別条はないということです。
また、この爆発で店舗の一部が焼損しました。
店の運営会社によりますと当時、厨房では炭を起こしていましたが近くにあったカセットボンベが過熱され爆発したということです。
警察はガス爆発とみて当時の状況を詳しく調べています。
05/20(火) 07:59