「三崎優太」を名乗る人物から投資の勧誘 合計1200万円を騙し取られる 北海道函館市

北海道・函館中央警察署は2025年8月13日、函館市内に住む60代男性がSNS型投資詐欺の被害にあい、合計1200万円を騙し取られたと発表しました。
警察によりますと男性はことし6月中旬ごろ、YouTubeで投資に関する動画を視聴していたところ、広告から「三崎優太」を名乗る人物とLINEで繋がり、「株主臨時学習チャットルーム」というグループに招待されました。
男性はそこで「田中千尋」を名乗る人物から「IBCQK」という投資アプリを勧められ、株の運用を始めました。
その後、7月15日から25日の間、株の運用のために3回に分けて合計1200万円をインターネットバンキングに送金したということです。
その後、男性は資産が約5000万円に増えていることを聞かされたため金をおろそうとしましたが、「おろすには1500万円必要だ」と言われたため、送金しようとしたところ、送り先の口座が凍結されていました。
男性は不審に思い、8月9日に警察に相談したことで被害が発覚したということです。
警察は「SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談してください」などと注意を呼びかけています。
08/14(木) 04:29