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屋内からの搬送多い「熱中症」水分補給にコーヒーは逆効果…飲みすぎは“利尿作用”で脱水に 

危険な暑さが続きますが、じつは“室内”での熱中症に注意が必要ということです。

家での涼み方や水分補給など、どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。

(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「屋内においても例え日差しが当たっていなくても室温の管理に気をつけること。特にご高齢の方は暑さに対する感覚が鈍くなりますし、気がついたら熱中症になっていることが十分ありえますのでご注意いただきたい」

連日の暑さに頭痛やめまい、吐き気などを感じている方もいるかもしれません。

とくに室内での熱中症に注意が必要です。

全国で7月7日からの1週間に熱中症の疑いで搬送されたのは8546人。

このうちおよそ半数が、住居の敷地内または「屋内」から搬送されています。

どのようなことに気を付けたらよいのでしょうか。

(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「エアコンがあればそれを活用していただきたい。エアコンにつきましても扇風機につきましても直接長時間体に風が当たらない工夫は大切かと思います」

じつは長時間風にあたると、皮膚の表面の水分が奪われて体から水分が抜けていき、脱水症状を引き起こすことがあるということです。

また、屋外と比べ汗をかきにくい上、喉の渇きを感じづらく、気が付かないうちに脱水になっていることもあるといいます。

そこで大切なのがこまめな水分補給ですが、ここでも注意点が!!

(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「コーヒーや紅茶・緑茶はカフェインを含んでいるので、あまりとりすぎるとかえって利尿作用が起きてしまう。アルコールもそうですけれども、このへんはほどほどの摂取がよろしいかと思います」

“水分補給”といっても、コーヒーやお茶などは利尿作用が脱水を引き起こすこともあるため、“水”やスポーツドリンクを摂取することが大切です。

21日夜には札幌で熱帯夜となりました。

昼も夜も正しい室内の過ごし方と水分補給が欠かせません。

07/22(火) 19:54

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