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滑走路から作業車が退避中 ANA機が着陸か…情報確認怠る「重大インシデント」に認定 稚内空港

北海道・稚内空港で8月20日、全日空グループのANAウイングス機が、作業車両が走行している滑走路に着陸しようとしたとして、国土交通省は「重大インシデント」に認定しました。

国交省によりますと、20日午前11時20分ごろ、新千歳発ー稚内行きのANAウイングス機が、鳥を追い払う作業車両が走行していた稚内空港の滑走路で、着陸態勢に入って降下しました。

着陸後、全日空は国交省から「車両が滑走路から退避している間に当該機が着陸した可能性がある」などと報告を受けたということです。

パイロットは滑走路内に障害物がないことを確認していましたが、管制運航情報官から着陸前の滑走路情報を得ることを忘れていました。

けが人はいなかったということです。

国交省は事故につながりかねない「重大インシデント」に認定し、航空事故調査官2人を指名しました。

近くパイロットに状況を聞くなど調査する方針です。

08/22(金) 12:05

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