札幌・手稲署は2025年6月26日、札幌市内でSNS型投資詐欺事件が発生したと発表しました。

被害に遭ったのは札幌市手稲区に住む70代の女性です。

警察によりますと、女性は6月3日インターネット上で投資に関する広告を閲覧しアクセスしたところ、投資家を名乗る者などがいるSNSグループに誘導されました。

その後、女性は投資家を名乗る者から「株の取引きに投資してもらえれば利益をあげられる」と株の投資を勧められ、3日から26日までの間、7回にわたり指定された口座に現金合計約1100万円を振り込み、だまし取られました。

26日、女性は札幌市内の金融機関で投資家を名乗る者に指定された口座にお金を振り込もうとしたところ、金融機関の担当者が振込について不審に思い、女性に声をかけました。

女性はこれをうけ、家族に相談し、家族とともに警察署に来署したことで事件が発覚しました。

警察は、SNSなどで投資名目で高額の振り込みを依頼された場合は詐欺の可能性が高いことから警察に相談してほしいと呼びかけています。