一点を大切に…長く着る意識 修理の依頼は1.7倍に増加 広がる「リペア」利用者増える背景 北海道
利用者が増える背景には何があるのでしょうか。
お気に入りの一着や愛用の靴を捨てずに直して使い続ける「リペア」の動きが、いま北海道で広がっています。
職人が真剣なまなざしで靴底を貼り付けていきます。
札幌市内の靴修理店です。
いま依頼が増えているのが、冬用の靴底への張り替えです。
(店長)「冬に履きたいけど困っているんです。どうしたらいいですかというご相談が多くて」
(注文客)「ここがもうツルツルで、ほんとは冬に履きたいんですけど、ツルツルして歩けないので。一年中履けるということで楽しみです」
靴の値上がりが続く中、冬用に買い替えるのではなく、履き慣れた一足を直して冬も使いたいという人がいま増えています。
(ASHIDO HOKKAIDO 佐藤我久代表)「買い換えようかなって思って靴屋さんに行ったら、自分が履いていた靴が1.5倍~2倍以上になっているというお客さんも結構いる」
依頼数は2025年と比べ1.7倍。
これまでは冬を前に集中していた依頼も、2026年は夏のうちから寄せられるようになったといいます。
(ASHIDO HOKKAIDO 佐藤我久代表)「職人の人数も決まっていますので、いま秋冬に出していただいても間に合わないというのがすごく心苦しい。冬に履きたいという方は雪が降る前にぜひ出していただきたい」
一方、こちらは9月にリニューアルオープンしたアウトドア用品店です。
国内最大級の広さに生まれ変わった店内。
最新の商品が並ぶ中、新たに誕生したコーナーが…
(石田記者)「このように穴があいてしまったジャケットも、こちらの店舗では修理してもらうことができるんです」
修理や手入れの相談ができる窓口です。
これまで工場で数週間かかっていた修理も、小さな破れであれば…
その場で30分で仕上がるものもあるといいます。
(ザ・ノース・フェイス・プラス 田中寛人マネージャー)「自然が近くてお客さまも遊ぶ場所がすごく多いこと。北海道だと年間で300件から400件以上は持ち込みがある」
さらにパーツ交換なども数時間で可能ということで、利用者にも好評です。
(買い物客)「自分では直しがきかないけど、気になるところを直してもらえるんだったら全然利用したい」
(買い物客)「(工場では)1週間から2週間以上ものによってもかかっていたので、それがすぐできるのは助かります」
(ザ・ノース・フェイス・プラス 田中寛人マネージャー)「買ったものを捨てるのではなくて、一点を大切にする、長く着る意識を持っていただくきっかけになればいいなと」
物価高が続く中、愛用の一足や一着を直して長く使う「リペア」。
みなさんも活用してみてはいかがでしょうか。
