深刻な不漁 シシャモ漁が3年連続休止に 稚魚放流に取り組むも資源量回復せず 北海道むかわ町
【画像】深刻な不漁 シシャモ漁が3年連続休止に 稚魚放流に取り組むも資源量回復せず
北海道・鵡川漁協は特産品のシシャモについて、今シーズンの漁を行わないことを決めました。
シシャモの資源量が回復していないことが理由で、漁の休止は3年連続となります。
例年10月上旬から11月上旬まで続くシシャモ漁について、鵡川漁協は2024年と2023年に続き、今シーズンの漁を取りやめることを決めました。
むかわ町のシシャモの漁獲量は、2018年に約69トンに上りましたが、その後深刻な不漁が続き、2022年にはわずか64キロと過去最低を更新しました。
2023年からは漁を休止し、資源は回復傾向ですが、鵡川へのシシャモ遡上数が資源維持の目安を依然下回っていることなどから、ことしも漁を休止することを決めました。
むかわ町は2022年に鵡川沿いにふ化場を建設して稚魚を放流するなど資源回復に努めていて、鵡川漁協は「来年に期待したい」としています。
06/19(木) 19:26