JR森駅近くの線路に土砂流入 特急北斗10本含む17本運休 記録的な大雨で復旧作業続く 函館市
9月1日に記録的な大雨となった北海道函館市では、JRの線路に土砂の流入があり、一部の区間で一時運転見合わせとなりました。
住宅地にも被害が及んでいて、住民らは土砂の後片付けに追われています。
JR函館線・森駅の近くです。
1日の記録的な大雨で線路に土砂が流れ込み、職員らが復旧作業をしていました。
JR北海道によりますと、土砂が流入した影響で、森駅から長万部駅間で上下線ともに始発から一時運転見合わせとなりました。
午後2時ごろに運転は再開しましたが、札幌と函館を結ぶ特急北斗10本を含むあわせて17本が運休となりました。
(東海林記者)「大雨で土砂災害があった函館市原木町の住宅地です。住民らの後片付けが続いています」
函館市原木町では山から土砂や石が流れ込み、いまでも住宅前の道路を埋め尽くしています。
住民らはスコップなどを使って土砂の後片付けに追われていました。
(住民)「片付け大変だよ。全部埋まってるんだよ」
こちらの住宅では中にまで土砂が流れ込み、床一面に泥が広がっていました。
(住民)「水が入っている。この辺りまできたってこと。天変地異からは逃れられない、人は」
函館市によりますと、土砂の撤去をするための準備を進めていて、出来るだけ早く作業を開始したいとしています。
09/03(水) 16:13