ネックレスなど11点の買取価格に「こんなに?」止まらない金の価格高騰 背景に“社会情勢”が影響
金の価格が高騰し続けています。
小売価格は1月20日も史上最高値を更新し、1グラム2万6000円を超えました。
止まらない高騰の裏には何が影響しているのでしょうか。
(客)「20万くらいになったらいいかなと。親と叔母のものを正月に片付けしに行って。18金って書いてあるんじゃないと言いながら持ってきたんですけど」
札幌市内にある貴金属の買い取り専門店です。
市内に住む女性が持ち込んだのは、ネックレスや指輪など11点のアクセサリー。
気になるその査定額はー
(ザ・ゴールド札幌狸小路3丁目店 大西尚美店長)「なんとですね、合計で56万5149円がきょうの買取の金額になります」
(客)「こんなにですか?」
ともに18金が使われた2本のネックレスだけで、買い取り価格は30万円以上。
さらに、壊れたものや片方だけになってしまったピアスも1つで1万8000円近くの値がつきました。
(客)「(金の高騰が)すごいですよね。まだまだいくのかどうか」
3年前に8000円台だった金の小売価格は高騰し続けています。
2025年9月に2万円を超えたあとは急ピッチで上昇していて、20日も過去最高となる1グラム2万6191円を記録しました。
(ザ・ゴールド札幌狸小路3丁目店 大西尚美店長)「社会情勢が不安定になると金が上昇するという動きがあるので」
高騰が続く要因は2つあります。
1つは、アメリカとベネズエラの関係悪化で社会的な緊張が高まり、「安全資産」とされる金を買う動きが強まったことです。
また、円安により国内の金価格が相対的に高まっていることも要因の1つです。
こうした状況から、新たに金を購入する人もー
300点以上の商品を取り扱う販売店では、客層に変化が見られるといいます。
(SGC札幌三越店 澤田和英店長)「祝小判といいまして、24金純金製で作っている小判になります。成人になった記念に買っていくとか、まずはこういったものから買ってみようという方も増えてきている」
安定的な資産として、20代から30代の客が増えているということです。
(SGC札幌三越店 澤田和英店長)「絶対という言葉はないでしょうけども、2000年のとき1グラム約1000円だったものが、2026年に2万5000円を超えてきましたと。上の方に強く上がる時期が来ていますので、上げ基調というふうに感じている」
安全資産とされる金の価値はどこまで伸び続けるのか。
市場の動向から目が離せません。