備蓄米が北海道の食卓に! 少しでも安く…購入した夫婦「遜色ない」 手ごろな価格で販売始まる
(岡崎アナウンサー)「備蓄米の購入がドライブスルーでもう間もなく始まるんですが、ずらりと車が並んでいます」
先が見えないほど並んだ車。
さらに、店先には待ちわびていた人たちの長い列ができました。
上空からこの様子を見てみると…
道路上にながーい車の列が続いていることが分かります!
みなさんのお目当ては随意契約による政府備蓄米です。
午後2時ごろから、札幌市東区のコメの小売り業者「松原米穀」で、道内で初めての販売が始まりました。
今回売られたのは2022年産の備蓄米「あきたこまち」で、価格は5キロで2150円。
現金のみの支払いで1人1袋限定となりましたが、1000袋ほどが瞬く間に売れていきました。
(買い求めに来た客)「ありがたいです、助かった。年金だから(新米は)中々食えない」
(買い求めに来た客)「嬉しいよね、よかったです買えて。安いことに越したことはない」
(買い求めに来た客)「一袋だけ。去年からほぼ倍ですからね、まずはちょっと一安心かな」
政府の備蓄米放出を巡っては、ほかの道内企業も随意契約を行っていますが、「松原米穀」は100トンを申し込み、9日午前、24トンが到着しました。
(山岡記者)「ようやく届きました、随意契約した備蓄米です。私の肩ほどある袋の中にはずっしりと玄米が入っています」
松原米穀は元々10日の販売を予定していましたが、いち早く消費者に届けたいと、急遽前倒しで9日の販売を決定しました。
この備蓄米は2022年産とあって、香りや味はどうなのでしょうか?
(向山記者)「いつも食べているのと変わらないですね。美味しいですし、違い…わからないですね、正直」
さっそく9日に備蓄米を購入した札幌市の対馬さんです。
コメが高騰する中、少しでも安く手に入れたいと夫婦で買いに行ったそうです。
(対馬さん)「よかった。そろそろ買わないといけなかったので。安い、千円くらい安い」
お財布にもうれしい備蓄米。
早速、食卓に並びました。
(対馬さん)「おいしいですね、滑らかな感じがして」
(岡崎アナウンサー)「普段とそんな変わりも?」
(対馬さん)「私は特別遜色ない感じですね」
(岡崎アナウンサー)「奥様はどうですか?」
(対馬さん)「全然変わらないですね」
(岡崎アナウンサー)「気になるところは?」
(対馬さん)「全然。さほど気になることは感じないですね。普通だよね」
道内でもようやく多くの人に備蓄米が届き始めました。
10日以降もほかのスーパーなどでも販売は続く見込みです。