今度は住宅街で… 食害続く江差町でクマの目撃情報相次ぐ その後姿を消す 同一個体か

江差町の住宅街でクマの目撃情報相次ぐ…その後姿を消す 同一個体か 警察が引き続きパトロール 北海道江差町
2025年8月23日、江差町の住宅街でクマの目撃情報が相次ぎました。
江差町陣屋町にある北海道檜山振興局の近くで、午後7時半前、徒歩で帰宅途中の40代男性が、数十メートル先の町道上にクマ1頭がいるのを目撃し、警察に通報しました。
警察によりますと、クマの体長はおよそ1.5メートルで、クマは何かを探しながら道路を横断し、北東方向の住宅街へと姿を消したということです。
男性は逃げて無事でした。
また通報から35分後には、およそ1.3キロほど離れた江差町柏町の町道を車で走行していた40代女性が、右手の町道から飛び出してきたクマ1頭を目撃し、警察に通報しました。
警察によりますと、クマは体長およそ2メートルで、女性は飛び出してきたクマを見て急ブレーキをかけたため、クマとの衝突はなく無事でした。
クマは、その後飛び出してきた道を戻り、姿を消したということです。
通報後、警察や役場職員が付近をパトロールしましたが、痕跡などは見つかっていないということです。
目撃場所付近は住宅が立ち並び、小学校もあるエリアで、警察は目撃されたクマが同一個体の可能性もあるとみて、引き続きパトロールをするなど注意を呼びかけています。
08/24(日) 13:22