「クマに襲われた」犬の散歩中の男性けが…警察官が逃げる“子グマ”を目撃 札幌市西区はヒグマ警報に

札幌市西区平和で2025年9月26日午後7時55分ごろ、男性がクマに襲われました。
襲われたのは犬の散歩をしていた43歳の男性で、右腕にけがをして病院に搬送されました。
午後8時、クマに襲われた男性から「クマに襲われました。体長は2メートルくらいだったと思います。右手を怪我しています。血も出ています。平和丘陵公園の真ん中あたりで襲われて、いま近所の家に逃げてきました。飼い犬も公園においたままです。襲われたのは通報の直前です」と自ら119番通報しました。
警察によりますと、男性は消防に体長2メートルの親グマと体長1メートルの子グマがいたと話していて、駆けつけた警察官が、午後9時ごろ、公園から西側に約600メートルの道路上で体長1.2メートル~1.5メートルの子グマ1頭を目撃しました。
子グマは、平和の滝方向へ逃げて行ったということです。
男性が襲われたのは、公園敷地内のすべり台付近で、クマのフンも発見されています。
札幌市内では、クマの出没が相次いでいることから、札幌市西区や中央区などに、9月26日から1か月間、ヒグマ注意報を発出したばかりでしたが、道は午後10時、札幌市西区のみ“ヒグマ警報”に切り替えました。
警察やハンターらが、周辺の警戒に当たっています。
09/26(金) 22:21