20年近く無許可で建物を… ノースサファリ運営会社勧告 12月26日までに122棟撤去を 札幌
9月末に閉園したノースサファリサッポロの運営会社に対し、札幌市は園内に残る違法建築物を12月26日までにすべて撤去するよう勧告したことを明らかにしました。
(札幌市都市局市街地整備部 前万美子部長)「本日、ノースサファリサッポロを運営するサクセス観光に対し、都市計画法に違反する違法建築物計122棟を令和7年12月26日までに除却することを内容とする勧告書を交付しました」
9月30日に閉園した札幌市南区のノースサファリサッポロを巡っては、運営会社のサクセス観光が20年近く無許可で建物を建て営業していました。
現在、園内には122棟の違法建築物があります。
市は10月3日、サクセス観光に対し12月26日までに122棟すべてを撤去するよう勧告したことを明らかにしました。
この期限については「違法建築物の除却を加速化させるため」と説明しています。
また、園内に残っている300頭以上の動物について、市は引き続き最後の1頭が移送されるまで監視を続けるとしています。
10/03(金) 18:39