ナフサ不足でスーパーに影響…無料ビニール袋サービス中止 トレイやテープも平均30%値上げ 北海道
ナフサ供給不足の影響が続いています。
それを象徴しているのがポテトチップスの袋です。
札幌市内の一部のコンビニエンスストアでは、白黒の袋に入ったポテトチップスの販売が始まりました。
道内のスーパーでもこの影響が出始めています。
カラフルだったパッケージは影をひそめ、白黒のパッケージに変わったポテトチップス。
札幌市内では一部のコンビニエンスストアで、デザインが一変したポテトチップスが店頭に並び始めました。
札幌市北区のスーパーでもナフサ供給不足の影響が出始めています。
(樋口記者)「こちらのスーパーでは商品を袋詰めする際に使う無料のビニール袋のサービスを中止しました。さらに有料のレジ袋も3円値上げました」
有料のレジ袋は6月1日から3円値上がりし、1枚8円になりました。
また、客が会計後に商品を袋詰めする際に使う無料のビニール袋はレジに集約し、生ものや濡れものなどはレジ打ちの従業員がその場で袋詰めしています。
(マルコストアー 山川悟史社長)「ロールポリ袋というものを無料で設置していたんですが、ちょっと節約させていただかないと商品の価格が高くなってしまうので、心苦しいんですが今回は休止させていただきました」
弁当を入れる容器やトレイ、封をするためのセロハンテープなど、ナフサ由来のものは平均で30パーセント前後、値上がりしているといいます。
特に色や模様がついた容器は価格が高く、この店では新メニューの弁当を黒い容器で販売するなどして販売価格を維持しているといいます。
(マルコストアー 山川悟史社長)「お弁当なんかですと容器の変更をして価格を少しでも抑えるようにという努力はこれからどんどん増えてきますね」
札幌市中央区のスーパーではこんな取り組みも・・・
(ラルズ営業サポート部 廣瀬智和GM)「こちらが弊社のほうで6月1日から設置いたしました、透明容器・蓋回収BOXでございます」
これまで設置していた資源回収BOXに加えて、透明の容器や弁当の蓋など細かく分別して回収し、循環リサイクルする仕組みです。
(ラルズ営業サポート部 廣瀬智和GM)「こういったフルーツケースとかお総菜の蓋とかこういったものは回収可能でございます。ただ、残念ながらタマゴの容器はプラスチックの材質上回収は不可ということですので、今後こちらのBOXを利用する人はタマゴのケースは入れないでいただきたいと思います」
回収した透明の容器や蓋などは新たな容器として生まれ変わり、弁当や総菜、フルーツケースとして再び店頭に並びます。
まずは札幌市内5つの店舗に回収BOXを設置し、状況などを見ながら順次、増やしていく考えです。
一方、道南・北斗市のスーパーでは市が指定するごみ袋の品薄状態が続いていて、購入を制限しながら販売しています。
こうした状況をうけ、北斗市では家庭用の指定ごみ袋を6月1日から、44円から最大で91円値上げしました。
中東情勢の悪化によるナフサ供給不足の影響が、道内のスーパーなどにも広がりつつあります。