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【食中毒】バインミー食べた男児ら発症 ノロウイルス検出 1階レジ裏で調理が原因か 札幌市

札幌市保健所は2025年5月19日、札幌市北区の飲食店でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。

食中毒が発生したのは、札幌市北区あいの里2条4丁目の「バインミーグエン」です。

保健所によりますと5月6日、この店でバインミー(ベトナムのサンドイッチ)を食べた2団体8人のうち5人が発熱や下痢などの症状を発症しました。

発症したのは小学生から30代までの男性3人と、中学生から30代までの女性2人で、いずれも回復傾向だということです。

保健所は、発症した5人と従業員の2人の便からノロウイルスが検出されたことなどから、食中毒と断定しました。

5人は、焼肉や豚バラ、ハムの3種類のバインミーを食べていたということです。

この店は、2階が厨房で1階は販売スペースとして許可を得て営業していましたが、施設調査の結果、手洗い設備や給排水設備のない1階のレジ裏に冷蔵庫などを設置し、具材をパンにはさみトースターで加熱するなどの調理を行っていたことが分かりました。

店は5月19日から3日間の営業停止処分を受けていて、保健所は、1階で調理を行っていたことが、食中毒が発生した原因の可能性もあるとみて、店に対し改善を指示したということです。

05/19(月) 17:10

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