クマ出没のごみ捨て場 再び荒らされる被害「子どもたちも外で遊べない」警戒続く 北海道福島町
7月12日、男性がクマに襲われ死亡した北海道福島町で、14日朝にクマが出没したスーパーのごみ捨て場が、夜に再び荒らされているのが見つかりました。
町内ではクマへの警戒が続いています。
(北本アナウンサー)「スーパーの一角の物置できょうもごみが荒らされ、あたりに散乱しています」
福島町三岳にあるスーパーマーケットで14日午後11時半ごろ、パトロール中の警察官がごみ置き場が荒らされているのを発見しました。
クマが荒らしたとみられますが、この場所は14日朝もクマが出没していました。
さらに15日午前4時ごろ、福島町三岳の町道で、報道関係者が停車中の車内から道路を横断するクマ1頭を目撃しました。
体長はおよそ1.5メートルで、けが人などはいません。
相次ぐクマの出没を受けて、町内の小学校では子どもたちが保護者に付き添われて登校していました。
(保護者)「あずましくないですよね。子どもたちも外で遊べないし、生活に支障が出ている」
(福島小学校 長浦紀華校長)「現段階では今週いっぱい、金曜日までの段階でクマが捕獲されないなら夏休み前までも続けていきたい」
福島町では連日クマの目撃が相次いでいて、警察や町はパトロールなどを強化して警戒を続けています。
07/15(火) 11:16