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【なぜ】速度超過で検挙された男性 約1時間座り込み…突然車道に飛び出し別の車にはねられる 北海道

北海道・喜茂別町の国道で2025年8月9日、歩行中の男性が乗用車にはねられる事故がありました。

事故があったのは、喜茂別町川上の国道230号です。

午後6時すぎ、国道を札幌から喜茂別方面に走行していた乗用車に、車道にいた男性(30代)がはねられました。

男性は頭部を負傷しましたが、搬送時意識はあり、会話ができる状態だったということです。

この男性は事故が起きる3時間ほど前に、現場近くで乗用車を運転中、交通取り締まりをしていた道警の交通機動隊に、速度超過をしたとして検挙されていました。

午後5時15分ごろにはパトカーの車内で違反の処理が終わりましたが、その後も現場から走り去ることなく、路肩に腰かけたりするなどして、家族も同乗していた自身の車には戻りませんでした。

警察官も「もう帰って大丈夫ですよ」などと声をかけましたが、明確な返答はなかったということです。

峠道かつ交通量も多い場所だったため、警察官が安全確保のため見守りを続けていましたが、男性は突然車道の中央に飛び出し、別の乗用車にはねられたということです。

交通機動隊はSTVの取材に対し、「現時点では一連の活動は適切だったと考えている」とコメントしています。

警察は事故の原因を調べるとともに、男性が現場にとどまり続けた理由などについて捜査しています。

08/10(日) 06:43

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