女性教諭に叱責「逃げんなや」パワハラで男性教諭を懲戒処分 女性は自殺 児童への体罰も認定 札幌市
【詳細】行き渋る児童をパジャマ姿のまま引っ張り車に…「幼稚園に戻れ」複数人が不登校に
札幌市教育員会は、2016年度から2023年度にかけて、複数の小学校の児童に体罰や不適切な指導などを行ったとして、40代の男性教諭を停職6か月の懲戒処分にしたと発表しました。
(札幌市教委の担当者)「このたびは本当に申し訳ありませんでした」
札幌市教委によりますと、40代の男性教諭は、市立小学校の特別支援学級に通う児童の手首を引っ張って家から連れ出するなどの体罰を加えたほか、同僚の女性教諭に対し、教室で「逃げんなや」と叱責するなどのパワーハラスメントが認められたということです。
女性教諭はその後、うつ病と診断され自殺しています。
市教委は男性教諭を停職6か月の懲戒処分にして、男性教諭は本日付で依願退職しています。
市教委は「事案を重く受け止め、ハラスメントを起こさせない体制整備・強化を早急に図りたい」としています。
07/12(土) 20:34